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ブックマーク / daen.hatenablog.jp (2)

  • 宇宙を決定しているのは人間だった!?― 猫でもわかる「ビットからイット」理論 - 誰が得するんだよこの書評

    情報工学の巨匠ジョン・ホイーラーが提唱したこの理論は、世界のありとあらゆるものは情報であり、その情報(bit)を観測することによって存在(it)が生まれる、というものです。まあ、これだけでは何を言っているのか全く分からないでしょう。あまりにも突飛すぎて、一般に認められていないのはおろか、専門家の間でも賛否両論渦巻くホットな理論です。ググっても全然解説が出てこなかったんで、そんなら自分で解説してしまおうと思いこのエントリを書きました。 全ては情報 この理論の前提は、全ては情報である、というものです。なるほど、たしかに人間は五感を通してしか世界を見ることが出来ず、全てを情報としてのみ捉えています。世界そのもの・存在そのもの*1を知覚したことなど宇宙が始まって以来一度としてなかったのです。 *2 それならもう、「世界が存在する」と仮定なんかしなくていいじゃないか。「世界が存在する」ように感じる・

    宇宙を決定しているのは人間だった!?― 猫でもわかる「ビットからイット」理論 - 誰が得するんだよこの書評
  • アンパンマンほど哲学的なアニメはない - 誰が得するんだよこの書評

    「僕の顔をべなよ」 これほど深遠な哲学を内包したセリフはないでしょう。 1.パン主義 一見狂気に満ちたカニバリズムですが、動物のキャラクターたちは何の抵抗もなく差し出された肉片ならぬパン片を頬張るのです。おどろおどろしい儀式の最中でもない、牧歌的な日常の中でこのような蛮行を目にするのは、より狂想的です。しかしさらに恐ろしいことに、多くの日の子どもたちはこの光景になんら違和感を持たないのです。私も齢20歳になってようやくこの狂気に気づきました。日人はカニバリズムのアニメを見て育つんだぜ! HAHAHA そいつはクレイジーだ! という会話が海外でなされていると聞き、ああ、たしかにこいつはクレイジーだと今さらながら実感した次第です。 2.自己犠牲の意味 しかしこのアニメは深い。まず人間をはじめとする動物が基的に「う―われる」関係にあることをグロ描写を一切せずに明示したのです。私たち

    アンパンマンほど哲学的なアニメはない - 誰が得するんだよこの書評
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