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ブックマーク / katuyama-peke.hatenadiary.org (3)

  • 『クドわふたー』と『リトバス』について少々 - 永結無情遊

    クドわふたー 初回限定版 出版社/メーカー: KEY発売日: 2010/06/25メディア: DVD-ROM購入: 32人 クリック: 180回この商品を含むブログ (15件) を見る前回の更新から一月経っていますが、悪いのはtwitterということで笑って許して欲しいところ。とりあえずは、その間にやったエロゲの話題などから。 『クドわふたー』というエロゲーを端的に要約するのは、なかなかに難しい作業だと言える。ある側面で言えば、これは消費者のニーズに応えたクドリャフカといちゃらぶする作品でもあるし、別の側面でいえば『リトルバスターズ』におけるクドルートの展開形でもある。更に加えるなら、これまでの鍵作品との関係性も無視は出来ない事柄であり、それを全て拾い上げるのは実に骨が折れる仕事だ。 正直なところ、私はクドに性的な魅力を全く感じないので、全体についての語りは他の人に任せることにして、自分が

    『クドわふたー』と『リトバス』について少々 - 永結無情遊
  • 『魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」』を読んで - 永結無情遊

    ネット上で流行ってたので読みました。噂に違わずなかなか面白かったのでお勧めです。 全体の話とかは他の大手サイトで読めばいいと思うので、私は重箱の隅を突っつくような話をしたいと思います。 この話の実質的な主人公は最終的にメイド姉というキャラクターに移り変わっていくのですが、正直なところ私は彼女の体現する考えにはあまり感心しませんでした。だからこそ13スレ目にある メイド姉「わたしは交渉自体不得手ですから」 という台詞を読んで、びっくりさせられました。この一文に明らかに彼女の考えの限界が含意されているからです。 メイド姉の考えは作中で魔王に称されるように古典的自由主義に属するものです。作中の言葉を借りるなら「人間/虫」を分ける考え方だといえるでしょう。言い換えれば、全ての人には所与として「人間」として生きる権利があり、全ての人はそれを目指すべきだが、実際には「虫」がいる。という認識です。 私は

    『魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」』を読んで - 永結無情遊
  • Fateのエンディングについて少々 - 永結無情遊

    一般論として『Fate/stay night』をクリアした後で、このゲームにおける3ルートのEDの関係性とか、バットエンドと正規エンドを分けるものとは何かというのは考えさせられるところだと思います。結局、このED間の関係性というのは全くのメタ解釈であって、テキストから答えを導くことは出来ない性質のものです。そういう意味で、考察というよりは妄想なのですが、今書いておかないと後では恥ずかしくて書けなくなりそうなので、少し書いておきます。 3ルートのEDの関係性について言うなら、ルート規制の意味というのは起承転結であってFate→UBW→HFという順は、主人公である衛宮士郎の歪みが治癒していく物語なのだ。という読みが一般的なのかなとは思います。 まあ、この解釈を物語中で否定するのは不可能でしょう。特にHFは、二つのルートを混ぜ合わせている関係上テキスト量は多いですし、そういう事情を考えればシナリ

    Fateのエンディングについて少々 - 永結無情遊
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