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ブックマーク / note.com/ikedanoriyuki (9)

  • 多くのマーケターが誤解しがちな主要施策の「できること」と「できないこと」のまとめ|池田紀行@トライバル代表

    2023年12月11日 追記) この記事が読まれすぎてついにになりました! 2024年1月17日出版です。 (追記ここまで) マーケティングの現場にてたびたび発生する「期待していたほど効果でないじゃん!」という不幸は、いったい何が原因で起こってしまうのでしょう。 その不幸の大半は、「診断と処方の間違い」によるものです。 図にするとこうなります。 マーケティングは医療と同じです。病気(売れない理由)を特定し、その病気の治療に最も適した薬を飲む。ただこれだけ。たったこれだけ。しかしこれが実に難しい。 自身の身体のどこが悪いのか、診断もそっちのけですっ飛ばし、流行りの薬を飲み「ぜんぜん効かない!」と落胆する。もしくは、ちゃんと診断して、せっかく病巣は正確に特定できたのに、飲む薬を間違えて「治らない…」と絶望する。 なんとかこの不幸をなくしたい。それがnoteの趣旨です。 マーケティングの目

    多くのマーケターが誤解しがちな主要施策の「できること」と「できないこと」のまとめ|池田紀行@トライバル代表
    honeybe
    honeybe 2022/11/30
  • 「お前、デザインわからないならデザイナーの後ろで作業ずっと見てろ」と言われ、素直にやってみたらすごい気づきがあった思い出|池田紀行@トライバル代表

    「お前、デザインわからないならデザイナーの後ろで作業ずっと見てろ」と言われ、素直にやってみたらすごい気づきがあった思い出 20年ほど前、フリーランスでマーケティングコンサルタントをやっていた頃、お世話になっていた(社員10人くらいの)デザイン事務所の社長から、「池ちゃん、うちもマーケティングの提案を強化していきたいから役員として手伝ってよ」と言われ、デザイン超絶門外漢の僕が突如デザイン事務所の役員を務める、ということがありました。 その会社は大手メーカー商品のネーミングやパッケージデザインを手掛けることも多く、最初に僕が担当したのも新商品のパッケージデザイン案をクライアントに持っていき、合意を取ってくるものでした。 来であればデザイナーも同行しますが、そのときはなぜか僕だけで行ったんですよね…。20年前のことなので理由は忘れました。 クライアント先に行ってデザインを見せると、「おお!いい

    「お前、デザインわからないならデザイナーの後ろで作業ずっと見てろ」と言われ、素直にやってみたらすごい気づきがあった思い出|池田紀行@トライバル代表
    honeybe
    honeybe 2021/10/16
  • ほとんどのマーケティング従事者が興味を持たない「エーザイの統合報告書」がヤバいから読んだ方が良いぞ!という件|池田紀行@トライバル代表

    PwC Japanの坂野さんと、エーザイ専務執行役CFOにして早稲田大学大学院会計研究科客員教授も務める柳さんの対談記事です。 コンサルファームのPwC(プライスウォーターハウスクーパース)と企業のCFOがESGと財務の話をしている時点で、大半のマーケターが「あ、この記事は自分にとって関係ないな」と感じるのでは。 ちなみに、PwC Japanの坂野さんが書いたこのは(まだ読んでいる途中ですが)めちゃくちゃ必読です(「ESGとかCSRとかSDGsって、儲からないけど、しょうがなくやらなきゃならない企業の社会的責任でしょ?」って思っている人こそ読むです)。 ここから、僕が感じたエーザイのヤバさ(良い意味)について解説します。 ESGと財務情報の相関性を定量的に検証しようとしている先に挙げた記事の中で、柳さんはこう言っています。 ESGのさまざまなKPI(重要業績評価指標)と企業価値との関連

    ほとんどのマーケティング従事者が興味を持たない「エーザイの統合報告書」がヤバいから読んだ方が良いぞ!という件|池田紀行@トライバル代表
    honeybe
    honeybe 2021/10/12
  • 息長く飯を食っている人がやっている3つのこと|池田紀行@トライバル代表

    一時期ものすごく元気に気を吐いていたのに、そのうち見なくなってしまう人と、仮に目立たなくても長い期間、飯をい続けている人の違いとは何でしょうか。 業界や職種にもよると思いますが、少なくとも、フリーランスコンサルっぽい仕事をしている人であれば、「書く」「話す」「実務をしている(実務ができる)」の3つのバランスが良い人だと思います。 == 僕は26歳~27歳の2年間、マーケティング会社に勤めていました。 その会社は、社員数30人くらいの比較的小さな会社でしたが、40年以上に渡る業歴の長さと、大手広告主の宣伝・広報・販促・マーケティング・事業部の鮮度の高いデータベースを有していたことから、コンサル、リサーチ、チャネル戦略など、良質かつ多様な業務を請け負っていました。 また、年間200を超える有料公開セミナーを開催していたことから(講師を務める)著名な独立コンサルタントの方々とチームを組み、

    息長く飯を食っている人がやっている3つのこと|池田紀行@トライバル代表
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    honeybe 2021/01/23
  • 特別養子縁組で赤ちゃんを迎え、父になるまでの長い長い道のりのお話|池田紀行@トライバル代表

    比較的すぐに1度目の妊娠をしましたが、胎嚢が確認できず、流産。 結果は残念なものでしたが、「僕たち夫婦でも妊娠できるんだ!」と一筋の光が差し込みました。 体外受精にステップアップしてから1年くらいして、2度めの妊娠。でも、2回めも流産になってしまいました。 このとき、不妊だけでなく、不育症の疑いがある、と告げられました。 ※上記のOGP(サムネ画像)は、体外受精の「顕微授精」です(顕微授精しない体外受精の方が一般的です) 2度めの流産の後、奥さんから「養子ってどう思う?」と、初めて切り出されました。 そのときの僕にとっての養子のイメージは、海外のセレブや日の歌舞伎役者がやっているようなイメージしか持っておらず、突然だったこともあり、「いや~いまは考えられないなあ~…」とはぐらかすことで精一杯でした。 養子は、「自分とはまったく違う、遠い世界で生きている誰か」が行うことで、ぜんぜん自分ゴト

    特別養子縁組で赤ちゃんを迎え、父になるまでの長い長い道のりのお話|池田紀行@トライバル代表
    honeybe
    honeybe 2020/09/09
  • 「で、それやったら売れんの?」という愚問|池田紀行@トライバル代表

    マーケティングを20年やってきて、それなりに、というか、かなり効果測定には向き合ってきた自負があります。 広告やマーケティング効果測定に関するはだいたい読んだし、大学の先生たちとディスカッションを重ねたこともあります。 宣伝会議の広告効果測定講座や広報効果測定講座でも過去8年以上に渡って延べ1,000人以上の実務家へ問いを投げかけてきましたし、多くの企業で効果測定に関するコンサルティングも手掛けてきました。 その上で、「効果測定」(=マーケティング効果の検証)というテーマは、まるで出口のない深い森のように感じます。 でも、このテーマにちゃんと向き合わないと、これからより一層、ROI検証が厳しくなるこの世界で、誠実な仕事に取り組めないとも思います。 ということで、今回はこの難しいテーマを(体力の続く限り)まとめてみます。 商品が生まれて店頭に並びお客さんに買ってもらうまでには基礎研究や応用

    「で、それやったら売れんの?」という愚問|池田紀行@トライバル代表
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    honeybe 2020/06/04
  • これからは「一番最初に思い出してもらえる第一想起ブランド」しか生き残れない|池田紀行@トライバル代表

    (2024年1月4日 追記) この記事が含まれる内容がになりました! 2024年1月17日出版です。 (追記ここまで) 世界に冠たるマーケティングカンパニー、P&Gがとても重視している指標があります。 それが、Evoked Set(想起集合)です。 Evoked Setとは、何かをしよう(買おう)としたときに、頭に浮かぶ好意的な選択肢の集合体のこと。 あらゆるモノやコトで(どれを買っても変わらないよね、という)コモディティ化が進展した結果、すべての業界で熾烈な価格競争が起きています。 物理的な製品やサービスの差別化が難しくなった現代において、消費者に選ばれるかどうか(買ってもらえるか、買い続けてもらえるか)の勝敗を分けるのは、一番最初に思い出してもらえるポジションを獲得しているかにかかっています。 以下の文章を読んで何が頭の中に浮かびますか? コロナが落ち着いたら行きたい日の観光地 コ

    これからは「一番最初に思い出してもらえる第一想起ブランド」しか生き残れない|池田紀行@トライバル代表
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    honeybe 2020/04/13
  • インプレッションとリーチを金で買う従来型インフルエンサーマーケティングの限界と新しい潮流について|池田紀行@トライバル代表

    巷はインフルエンサーマーケティングで花盛り。 手法そのものは悪くありません。むしろその逆で、インフルエンサーマーケティングはこれからより一層、重要な役割を担うようになる。 でも、もうそろそろ、お金でインプレッションとリーチを買う従来型のインフルエンサーマーケティング(1.0)は終わりを迎えると思います。 理由はたくさんあります。 インフルエンサーはPaid Mediaじゃないはず[課題1]インプレッション/フォロワー数至上主義 いわずもがなのやつです。いままで、多くの企業や広告会社は、マスメディアやネットメディアのインプレッションなりリーチを買ってきましたが、それらのターゲットリーチ力が弱くなってきたため、その代替手段としてインフルエンサーを起用しました。 まずもって、インフルエンサーを「メディア」として捉えているところがイケてない。 もちろん、メディアとしての期待や機能はあるでしょうが、

    インプレッションとリーチを金で買う従来型インフルエンサーマーケティングの限界と新しい潮流について|池田紀行@トライバル代表
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    honeybe 2019/10/10
  • 終身雇用制の終わりによって会社は「人生をかけて尽くす場」から「共感によるコミュニティ」になって行く|池田紀行@トライバル代表

    これを見て、いよいよ終身雇用制が崩壊した!とネタとして消費するのではあまりにももったいない。 件は、22世紀に向けた「働き方」や「仕事とは何か?」を問う絶好の機会だと思う。 この機会に、そもそもなぜ日企業は終身雇用制を採用してきたのか、メリットは何だったのか、なぜいまこのタイミングで終身雇用制を維持することが限界に達したのか、そして、この後、社会は、会社は、仕事は、働き方はどう変わっていくのかを考えてみたい。 過去の背景を知らないと、流れがわからない。流れがわからないと、未来が予測できない。いまを生きるビジネスマン・ビジネスウーマンは2060年頃まで働くが、その子ども世代は22世紀に向けて働くことになる。 これからどんな社会になっていくのか、どのような働き方に変わっていくのか。断片的な点としての知識を線としてつなげることで、過去・現在がつながり、未来を予見する解像度を上げることができる

    終身雇用制の終わりによって会社は「人生をかけて尽くす場」から「共感によるコミュニティ」になって行く|池田紀行@トライバル代表
    honeybe
    honeybe 2019/05/18
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