全日本プロレスの春のビッグマッチ3.22東京・両国国技館大会で、カズ・ハヤシの世界ジュニア・ヘビー級王座にKAIが挑戦することが決定。16日、東京・九段下の全日本事務所で両者立ち会いのもと会見が行われた。 昨年2月にプロレスリング・ノアの丸藤正道からベルトを奪取して以来、1年以上に渡って王座を守り抜き、これまで8度の防衛に成功しているカズに対し、前シリーズで2度ピンフォールを奪っているKAIが王座挑戦を表明。カズもこれを受諾した。 「そう簡単にエリート街道を歩ませるわけにはいかない。100%のものを出してつぶす」と先輩の意地をムキ出しにするカズに対し、KAIは「僕のエリート街道は両国から始まる。両国ではオヤジ狩りをする」とキッパリ。自分の存在を無視して、すでにBUSHIとのV10戦を視野に入れているカズの慢心にグサリと鋭い言葉を突き刺した。 ■全日本プロレス「2010プロレスLOVE
7日の全日本プロレス「2010エキサイトシリーズ」後楽園ホール大会では、満員となる2000人を動員した。 20年以上に渡って因縁ひしめく船木誠勝と鈴木みのるがタッグマッチで激突。5日の開幕戦(千葉)で試合後にみのるが船木を襲撃するなど、ますます遺恨を深めている両者は、この日も試合展開そっちのけで奇襲や乱闘を繰り広げ、ついには船木が場外戦で凶器を持ち出す事態にまで発展。 試合は収拾がつかなくなり、わずか6分あまりで両者リングアウトという事態となったが、試合後にみのるが「誰も手を出さねえ、どこにも逃げ場のない金網で勝負しろ」と迫ったことから、昨年9.26横浜文化体育館大会以来となる両者の一騎打ちが金網戦として行われる可能性が浮上した。 【関連記事】 ・ 2.7 全日本プロレス「2010エキサイトシリーズ」後楽園大会 詳報・フォトギャラリー ・ 小島、KAI、大和が合同合宿で結束強化、
28日に東京・後楽園ホールで開催される「グリコパワープロダクションドリームマッチ」のメーンイベントに出場する謎の覆面レスラー・パワプロ仮面が8日、東京・渋谷のゴールドジム渋谷で初めてお披露目された。 同大会は江崎グリコ株式会社が販売するスポーツ競技者用サプリメント「パワープロダクション」シリーズの発売10周年を記念し、全日本プロレス・新日本プロレスの両団体が同時協力して行われる一夜限りのイベントで、パワプロ仮面は武藤敬司、棚橋弘至と組んで、曙、吉江豊、浜亮太の“600キロトリオ”と対戦する。 同シリーズの開発責任者で、大会プロデュースを手がける江崎グリコ株式会社スポーツフーズ営業部部長の桑原弘樹氏は、いまだベールに隠されたままのパワプロ仮面の実力について「強さ、逞しさ、オーラなどすべてを併せ持ち、すべての人に愛される選手」と、そのスター性に太鼓判。パワプロ王国出身ということ以外は必殺技
全日本の3冠王者・小島聡(39)は、今年でキャリア19年目を迎えた。「アラフォー」世代を強く意識し、同年代に共感してもらえるような等身大の王者像を思い描いている。プライベートでは子育てに奮闘。「明るく元気に」がモットーの小島であって、も常に悩み苦しみ、もがいていることも明かした。来年7月に控えるデビュー20周年までの防衛成功を目標に掲げる3冠王者が本音を語った。 2度目の戴冠を果たした小島は今年9月に40歳となる。レスラー生活15年で初めて団体トップに立った34歳での3冠王座奪取時とは心境が違うという。 小島 20歳でプロレスを始めて(シングル王座奪取まで)時間がかかった。遅咲きと言われた。でも長くやってきて、多くの人に見てもらい、自身の人生と重ね合わせて見てくれた。だから逆に時間がかかって良かったと思う不思議な感覚もある。今回はアラフォー世代。初詣でで前厄だと知って驚いた。一般社会でも一
全日プロに再入団した河野真幸が、復帰戦で小島聡を破る大金星を挙げた。 今年3月からTNAレスリングアカデミーで海外修行を積み、4年ぶりとなる古巣マットでプロレス復帰した河野。この日は武藤敬司と組み、小島聡&諏訪魔と対戦した。 小島の逆水平、垂直落下式ブレーンバスター、諏訪魔のラリアート、バックドロップなど、先輩レスラーのパワーに悶絶。それでも意地のミサイルキックで反撃に出ると、最後は雪崩式腕ひしぎ逆十字固めで小島の右腕を極めギブアップを奪った。 2度目のデビュー戦となった河野は「結果的にたまたまギブアップをとれただけで、内容では(2人に)圧倒されていた」と猛省した。 愛知大会で一騎打ちを行う諏訪魔とにらみ合いを展開。「きょうが始まりなんで、やり返す時間はまだまだいっぱいある。愛知までは、時間があるので自分なりに練習して研究して迎えたい」 果たして河野は全日プロ本隊を救う救世主となることがで
<新日本:大阪大会>◇27日◇大阪府立体育会館◇6000人 全日本の武藤敬司(45)が8年4カ月ぶりにIWGPヘビー王者に返り咲いた。古巣新日本のリングで王者中邑真輔(28)に22分34秒、月面水爆から3カウントを奪った。自身4度目の獲得で、全日本所属選手としては05年の小島聡以来2人目の同王座奪取。試合後は「(ベルトを)プロレス界の活性化につなげたい」と明言。団体の垣根を越えた防衛戦ロードを予告した。 新日本のファンから武藤コールが沸き起こった。新王者は信じられないという顔で、おどけてベルトを指さした。3061日ぶりに腰に巻くと、定番の「プロレスラブ」のポーズで歓声に応えた。「プロレス界の活性化につなげたい。オレがベルトを取ったことで、大きくうねってほしい」と45歳の新王者は笑った。 古傷にひざに加え、腰や肩にも痛みを抱えていた。「五体老化していた」。17歳下の王者に気力で立ち向かった。
<全日本:東京大会>◇20日◇後楽園ホール◇1200人 鈴木みのる、MAZADA、NOSAWA論外、TAKEMURA、太陽ケアの異色メンバーが新ユニット「GURENTAI」を誕生させた。第5試合でジョー・ドーリング、武藤敬司、太陽ケア組がブゥードゥーマスク、近藤修司、TARU組と対戦。太陽ケアがブゥードゥーマスクを破った後、事件が起こった。 武藤が勝利祝福の握手を求めるとケアが拒否。ヒール軍団ブードゥーマーダーズ(VM)入りを勧誘していたTARUが「狙い通り」とケアに触手を伸ばすと、突然、鈴木、MAZADA、NOSAWA論外、TAKEMURAが乱入した。鈴木が「ケア、生え抜きのお前が守ってきた全日本を、新日本から来た社長にいいようにされて面白くねえんだろ。でけえ面してるVMが嫌いなんだろ。この日限りで善と悪のプロレスは終わりだ。これからは力のプロレスだ。オレを中心にした新チームに入れ」と仲
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く