来年受験を控える受験生各位については、そろそろ勉強に本腰が入り始めた頃だろうか。 受験において重要な数字、偏差値。「やっべ前回より4下がった」とか、「B判定まであと3上げなきゃ~」とか、受験期は偏差値に一喜一憂させられたものである。 そんな風に模試のたびに気にする偏差値だが、これが1上がったり下がったりすることにどんな意味があるのだろう? 偏差値とは 偏差値の利用価値は、ずばり「比較可能である」ことにある。 テストなどの得点のばらつき具合は、当然毎回違う。1000人のうち100位であっても、「101位以下をぶっちぎっての100位」なのか、「500位とほとんど点差のない100位」なのかでは、価値が変わってくる。 そこで活躍するのが偏差値。偏差値を使うことによって、「自分が全体の真ん中からどれだけ離れた位置にいるか」を、別の回と比較可能な形で見ることができるのだ。 つまり前述の例でいけば、順位