ウクライナの開発者は今年、新たな武装地上ロボット「リューチ」(ウクライナ語で「怒り」)をお披露目していた。このほど、リューチは初めて本格的な小戦闘に投入され、報告されているところでは勝利を収めた。 ショッピングカートほどの大きさで4輪車両のリューチ1両は19日かその少し前、ロシア西部クルスク州にあるロシア側の塹壕を襲撃した。地雷をかわし、機関銃を射撃し、味方の自爆ドローン(無人機)や迫撃砲とも連携しながら、リューチは少人数のロシア軍部隊を破った。 このリューチの運用部隊であるウクライナ特殊作戦軍の独立特殊作戦センター西部(旧・第8特務連隊)第1分遣隊はソーシャルメディアで、「敵の一部は撃破され、残りは逃走しました」と戦果を報告している。「リューチはRPG(対戦車擲弾)やFPV(一人称視点)ドローンを数回被弾しましたが、耐え抜き、任務を完了し、修復のため帰還しました」とも書いている。 ロシア