まだ泳げない子クジラの下に潜って水上に持ち上げるマッコウクジラの群れをとらえた空撮映像。(PROJECT CETI) 2023年7月、カリブ海のドミニカ沖で定期観測を行っていた研究チームが、驚くべき出来事に遭遇した。マッコウクジラの出産だ。たまたま研究チームは高度な観測機器を備えていたため、収集したデータは、マッコウクジラについてこれまで知られていなかったことまで明らかにしてくれそうだ。 「私は20年近くクジラを観察しています」と、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)で、マッコウクジラの会話の内容を理解しようとする画期的な取り組み「プロジェクトCETI」の生物学リーダーであるシェーン・ゲロー氏は言う。 ドミニカ周辺の海域に生息するマッコウクジラのおとなと子ども。2023年7月8日にドミニカ沖で子クジラが誕生したとき、たまたま近くに研究者がいて、その様子を詳細に観察するこ
LPレコードの全盛期だった時代、レコードを持ち運ぶために生まれたレコードバッグ。デジタルが主流の現代でも、アナログならではの音質を楽しむレコード愛好家は多く存在します。そんなレコードマニアでなくても、持っているだけで音楽フリークな雰囲気が出るクールなレコードバッグ「OUTDOOR PRODUCTS×RELAXFIT(アウトドアプロダクツ×リラックスフィット)」(8580円)が誕生しました。 今年で生誕50周年を迎える「OUTDOOR PRODUCTS」と、アメリカ古着や雑貨を扱う祐天寺の「supermarket」のオリジナルレーベル「RELAXFIT(リラックスフィット)」のコラボレーションによるユニークなバッグは、レコードだけでなく日用品や雑貨を入れてデイリーユースできますよ。 【次ページ】どこかで見たような?ユニークなデザイン▶ 12
破壊的な地殻変動によって日本が滅亡していく在り様を描き、空前の大ベストセラーとなった小松左京による『日本沈没』の刊行から今年で50年となる。ことに「第二次関東大震災」の描写は圧巻であり、いま読み返してみてもリアリティを失っていない。当時の担当編集者が、SF小説史上に刻む名作誕生の舞台裏を振り返る。 浜井 武 HAMAI Takeshi 光文社の元常務、編集者。1938年東京都出身。62年早稲田大学第一文学部卒業後、光文社に入社。編集者として、小松左京、森村誠一、赤川次郎、斎藤栄らを担当。光文社文庫編集長、取締役を経て2000年8月に常務取締役。05年8月退任。 最初のタイトルは『日本沈没』ではなかった 「僕が小松さんの担当になったのは、小松さんが『日本沈没』を書き始めて4、5年経った頃でした。企画段階から関わったわけではないので、担当としては3代目、小松さんの『日本アパッチ族』がカッパ・ノ
ミサを行うローマ教皇フランシスコ=3日、モンゴル首都ウランバートル/Pedro Pardo/AFP/Getty Images (CNN) ローマ教皇フランシスコ(86)が3日、モンゴルの首都ウランバートルでミサを行い、中国のカトリック教徒に向けて「良き市民、良きキリスト教徒であれ」と語りかけた。教皇が公の場で中国の宗教の問題に言及するのは異例。 フランシスコ教皇のモンゴル訪問は初めて。モンゴルは、教皇がウクライナ侵攻を批判したロシアと、政府が宗教を厳格に統制する中国の間にはさまれている。 中国国内のカトリック教徒は公式統計で約600万人。しかし中国政府の監視の目を逃れて密かに活動する信者を含めると、もっと多い可能性もある。 フランシスコ教皇は、香港教区の周守仁(スティーブンチョウ)次期枢機卿と前任の湯漢(ジョントン)枢機卿の手を取って「きょうだい司教」と呼び、両司教のモンゴル訪問の機会を利
福島・南相馬市の海岸で開かれた子どものためのサーフィン教室に、小泉進次郎元環境相も訪れ、福島第1原発の処理水について、安全性をアピールした。 南相馬市の海岸で開かれたサーフィン教室は、子どもたちにサーフィンを通して地元の魅力を知ってもらおうと、地元の有志が初めて企画したもの。 海岸には、自民党の小泉進次郎元環境相も訪れ、一緒に海に入ってサーフィンを楽しんだ。 そして、波乗りのあとは、2日に水揚げされた「常磐もの」のヒラメの刺し身を堪能した。 自民党・小泉進次郎元環境相「身をもって少しでも福島の海の魅力、そして、この処理水のことで一部の国内外の人たちからいわれなきこと言われてますけど、まったくそんなことないっていうのを少しでもお伝えできればという、そんな思い」 処理水をめぐる根拠のない批判に対し、処理水の安全性をアピールした。
飛行機の中で休んでいるときに赤ちゃんの泣き声で起こされ、ああ、大人専用のフライトがあったらなあ、と思ったことはないだろうか。そうした経験のある人は少なくないようだ。最近のある調査では、飛行機や列車に子ども禁止席を設けるべきかという質問に、そうすべきと回答した米国人は約6割にのぼった。 航空業界が個々人向けにカスタマイズした顧客体験の提供に向けて飛躍しようとするなか、ある航空会社は欧州でいち早く、子どもの泣き声や騒ぎ声にわずらわされず、乗客がリラックスして空の旅を楽しめるようにする取り組みに乗り出した。 トルコ・オランダ系のコレンドン航空は11月3日から、アムステルダムとカリブ海にあるオランダ領のキュラソー島を結ぶ便で、「大人専用」ゾーンを導入する予定だ。エアバスの大型機「A350-900」の機内前方に、16歳以上限定のシートを93席設ける。ほかのゾーンとは壁やカーテンで仕切られるという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く