2017年1月22日に告示(29日投開票)された佐賀県唐津市議選(定数30)で、同姓同名の男性2人が立候補する「珍事」が起こった。 同市選管は、読み方も同じで非常に紛らわしいとして、投票用紙に現職・新人の違いや年齢を補記するよう有権者に促す方針だが、ネット上では驚きの声が上がっている。 選管「無効票はあまり出ないと考えている」 今回、名前がかぶったのは、現職の青木茂さん(56、以下「現職の青木さん」)、新人の青木茂さん(43、以下「新人の青木さん」)。読み方も全く同じ「あおきしげる」。職業も、新人の青木さんは地元の建設会社の社長、現職の青木さんも建設会社出身と非常に似ている。 唐津市選挙管理委員会によると、同姓同名の候補者が現れたのは市議選で初めて。有権者には、2人に限って、投票用紙に「現職/新人」の別や年齢を補記するよう有権者に促していくという。通常は、氏名以外のことを書くと無効になるが