秋田市大森山動物園の雌のアフリカゾウ「花子」が25日、繁殖のため、仙台市八木山動物公園(太白区)に到着した。盛岡市動物公園を含む3動物園が6月、雌を交換し合う全国初の覚書を結んで第1弾の移動。今後2年程度、雄の「ベン」との相性を見極める。 花子は鉄製の輸送箱に入れられ、トレーラーで約4時間かけて到着した。ゾウ舎に入ると餌を食べたり、水を浴びたりするなど元気そうな姿を見せた。 八木山動物公園によると、花子の健康状態は良好だという。当面ベンとは別々に飼育するが、環境に慣れたころ繁殖を試みる。一般公開の時期は花子の体調を見て決める。 花子の移動は当初、今月3日の予定だった。8月14日の輸送箱に入る訓練中にアブに刺されて神経質になり、延期された。 八木山動物公園の金集(かなつみ)隆幸園長は「花子が無事到着してほっとしている。繁殖が成功するよう全力でサポートする」と語った。 アフリカゾウは自然繁殖が
秋田県警が雇用率水増し 「眼鏡」を障害者に算入 秋田県警は14日、眼鏡を掛けて通常に勤務している行政職員8人を視覚障害者として2018年度の障害者雇用率に算入していたと発表した。いずれも障害者手帳の取得要件に該当しない程度の視力で、「法定雇用率に合わせて人数を調整し、水増ししていた」と認めて謝罪した。県警によると、少なくとも書類が残る15年度から、警務課の判断で不適正な算入を続けていた。 全職員が提出する健康状態の申告書類に記された裸眼視力を基に、警務課の複数の担当者が対象とする職員を選んでいた。 中央省庁の障害者雇用水増し問題を受けた県警の調査で発覚した。8人は障害者として申請されていたことを知らなかった。この8人以外に、病気などで手帳を取得している2人を障害者雇用の対象とした。 三浦潔警務課長は「障害の基準を定めた国のガイドラインを十分に理解できていなかった面もあるが、悪質と言われても
福島県会津若松市の第三セクター会津鉄道は9月1日、乗客と荷物を同じ列車に載せて運ぶ「貨客混載」サービスを始める。採れたての野菜を沿線の温泉街に供給するなど新たな鉄道利用ニーズの掘り起こしを想定。物流業界の人手不足を背景に少量でも安く迅速に運ぶサービスを目指す。 同社は今年7月、国土交通省から貨物輸送の認可を受けた。東北運輸局によると、東北の旅客鉄道では初の貨客混載導入例となる。 最大で縦、横、高さ各40センチ、重さ5キロの荷物を取り扱う。会津田島(福島県南会津町)-西若松(会津若松市)の有人5駅で出し受けできる。 料金は1個200円。午前9時台発以降の上下線計12本の列車に載せる。各駅窓口で申し込み、差出人と受取人はホームで積み込んだり受け取ったりする。 貨物スペースは当面、列車の運転席脇に専用ボックスを置いて対応する。初日は会津田島駅から農家がトマトを発送し、湯野上温泉駅(同県下郷町)で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く