2008年1月23日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)南部のラファ(Rafah)で、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)のメンバーによって爆破されたエジプトとの国境にある壁を乗り越えていく同地区住民。(c)AFP/MOHAMMED ABED 【1月24日 AFP】イスラエルによる封鎖で不足している物資を調達するために、エジプトとの境界沿いの壁の一部を爆破し、数万人の住民がパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)からエジプトに流入している事態を受け、エジプトのホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)大統領は23日、非武装である限りは流入を認める意向を示した。また、流入先のエジプト・カイロ(Cairo)ではガザ地区のパレスチナ人を支持するデモが行われ、参加者500人が拘束された。 ムバラク大統領はカイロで記者団に対し、「武器や非合法なものを所持していない限り、