気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 私の新著『英語ベストセラー本の研究』(幻冬舎新書)をベースにして、英語の学習法について全6回の予定でお話しをさせていただいている。 前回では「ヴェルニッケ中枢」と「ブローカ中枢」を共に刺激する「音読」が、英語のかけがえのない学習法であることを紹介させていただいた。今回は、今からちょうど40年前の1968年に出版された松本亨著『英語で考える本』を起点にして、「英語で考える」というテーマについて書いていきたいと思う。 私が新著を書くために読んだ40冊以上の書物の中から最もインパクトの大きかった2冊を選ぶとするなら、前回取り上げた國弘正雄著『國弘流 英語の話しかた』と、この『英語で考える本』が文句なく双璧をなす。 松本亨は英語教育