かねてから安倍政権のいびつさを指摘した《暗黒知識人》康芳夫。一方の脳科学者苫米地英人氏はまた別のベクトルからその特殊性を読み解く。安倍政権が亡霊から解き放たれる日が先か、天皇陛下による再度のクーデターが先か、現在の天皇陛下をめぐる事態は《有史以来の非常事態》に突入している!? 【対談まとめはコチラ】 康芳夫氏(以下、康)「今、苫米地さんは面白いこと言ったんだけどね、アメリカは日本を《敵国視》してると。安倍政権ってのは、彼のおじいさんが岸信介(第56代、57代内閣総理大臣)で、表向きは友好的なんだが、実は“徹底的な反米”なんだ。憲法改正の問題もすべてがね」 苫米地氏(以下、苫)「まったくそうです。この安倍政権は、もの凄いわかりやすいんですよ。いま安倍さんがなんであれだけ強いかっていうと、安倍さんを本当に支えてる人たちは、70、80、90代のおじいちゃんたちなんですよ。そしてその世代は、“完全