ことしもあと残すところ10日余り。本格的な冬の訪れといいたい所ですが取材をすると「あり過ぎて困った」とか「まったくなくてどうしようか」と思わぬ悲鳴が聞こえてきました。この冬、いったいどうなっているのか取材しました。(ネットワーク報道部記者 目見田健 松井晋太郎 木下隆児) ネット上である悲鳴を見つけました。 「どうかこの窮状をご理解いただき『食べて応援』お願い申し上げます」 これは青森市にある青果物の卸売業者が生産農家の窮状をツイッターで訴えたものです。 今月10日に投稿されたこのツイート。リツイートは1万7000件を超えています。 取材した青森市内のスーパーでは、19日現在、2Lサイズの大根1本99円、4分の1にカットされた白菜が109円など、大根や葉物野菜が、去年の同じ時期の5割から8割ほどの価格で売られています。 売り場の担当者によりますと、これらの野菜は、需要が高まる年末年始に向け