このデックでは、エラーレスポンス設計から考える、プロダクトの0→1開発におけるGraphQLへの向き合い方について紹介します。 旧タイトル: 「TypeScriptとGraphQLを活用した変化に強いプロダクト作り」。2024年9月9日(月) に更新しました。
このデックでは、エラーレスポンス設計から考える、プロダクトの0→1開発におけるGraphQLへの向き合い方について紹介します。 旧タイトル: 「TypeScriptとGraphQLを活用した変化に強いプロダクト作り」。2024年9月9日(月) に更新しました。
こんにちは。ファンと共に時代を進める、Web3スタートアップのGaudiyでエンジニアをしているkodai(@r34b26)です。 Gaudiyでは、以前からフロントエンド(Next.js)とGateway(Node.js)の通信においてGraphQLを使用しています。 techblog.gaudiy.com その際に、GraphQLスキーマからコードを自動生成するツールとしてGraphQL-Codegenを活用してきましたが、開発者体験やユーザー体験においていくつかの課題を抱えていたため、今回、gql.tadaに移行しました。 この記事では、課題背景から実際の移行プロセスを紹介してみるので、gql.tadaが気になっている人やGraphQLの運用に課題感のある人の参考になれば嬉しいです。 1. GaudiyとGraphQL 2. GraphQL-Codegenにまつわる課題 3. gql
はじめに こんにちは。開発2部の小松山です。 業務でGraphQLのエラーの設計をする機会があり、いろいろと調査・検討した結果、なかなか良いと思えるものができたので紹介します。 本記事はバックエンド寄りの話がメインです。GraphQLのエラーの扱いに迷っているバックエンドエンジニアの方の参考になれば幸いです。 はじめに コンテキスト 調査したこと GraphQL 標準仕様で定められたフォーマット extensions に独自のフォーマットを適用するパターン Result 型にエラーのフィールドを作るパターン Result 型を成功レスポンスとエラーレスポンスの union として定義するパターン 設計判断の軸 errors[i].message は開発者向けの文言にする。このフィールドはユーザには見せない エラーのモデルも GraphQL スキーマで定義する ユーザに見せていいエラーかどう
この記事は LayerX のエンジニアブログがたくさん出る #ベッテク月間 の8記事目になります。こちらのカレンダーに、これまでの記事と今後出る予定がまとまっています。 LayerX のバクラク事業部には GraphQL Gateway というバクラク全プロダクトから参照される GraphQL スキーマが存在します[1]。今回の記事は、その GraphQL Gateway のスキーマをより良い状態にしていくためにぶつかった課題を強引に突破したときの話です。 モチベーション GraphQL スキーマの破壊的変更によって GraphQL Document がスキーマに適合しなくなる場合、そのリクエストはエラーになります。例えば以下のようなケースが考えられます: 使わなくなったフィールドを削除したい 削除されたフィールド(存在しないフィールド)を含む Document を処理することはできない
Practical Tips and Tricks to Improve Your Compose Previews (Android Worldwide July 2024)
ユビーではNestJSでGraphQLのサーバー実装をおこなっています。今回は実践で得られた知見を元にNestJSでGraphQLのResolverに対してGraphQLのスキーマから生成したTypeScriptの型を適用する方法について解説します。 前提としてNestJSにはスキーマファーストとコードファーストがありますが、今回はスキーマファーストで書いたうえで、スキーマから型を生成するアプローチを紹介します。 NestJS組み込みの型生成を使う NestJSのスキーマファーストのアプローチではNestJSの組み込みの機能でスキーマからTypeScriptの型を生成することができます。 以下のように書くことで、 graphql.ts に型が生成されます。 GraphQLModule.forRoot<ApolloDriverConfig>({ driver: ApolloDriver, t
こんにちは。スタディサプリの小中新規開発チームで Web エンジニアをしている @YutaUra です。 去年の4月に新卒で入社をしまして約 1 年が経ちました。インターン生時代にもブログを書いているのでご興味あれば合わせてご覧ください。 GraphQL と Persisted Query スタディサプリ小中講座ではデータ通信に GraphQL を採用しています。 GraphQL を利用することで、クライアントはスキーマに定義された範囲で自由にデータを取得することができます。 query GetUser { user { name age } } また、 GraphQL はデータのグラフ構造に基づいて関連する複数のデータを一度に取得することができます。 query GetUser { user { name age posts { title content } } } GraphQL の
GraphQL実践ノウハウ https://speakerdeck.com/sonatard/graphql-knowhow 宣言的UIの状態管理とアーキテクチャSwiftUIとGraphQLによる実践 https://speakerdeck.com/sonatard/swiftui-grap…
Next.js の App Router が安定版となり、React Server Components (以下 RSC) を実際に試す環境が整ってきた。 実際、今年はやれどこそこのプロダクトが Next.js を採用しただのやっぱり捨てだのといった話題が尽きなかったように思う。 かくいう自分自身も、今年は App Router の案件に取り組んで RSC と格闘する日々を送っていた。 その過程で、こんなようなことを考えるようになったので、今回はこの辺りの話を書き残しておこうと思う(何回か X に同じ旨の POST は上げていたけど、一回もちゃんとまとめてなかったので)。 RSC がない頃の、別の言い方をすると getServerSideProps を使っていた頃の、Next.js におけるアプリケーションの設計は、トラディショナルな MVC にかなり近しい。 ここでいう MVC は、Sp
この記事は 株式会社エス・エム・エス Advent Calendar 2023 の21日目の記事です。 介護事業者向けの経営支援サービス「カイポケ」のリニューアルプロジェクトでフロントエンド開発をしている @hush_in です。 今年の4月にエス・エム・エスに入社しました。 入社してからフロントエンドのLinterやCIを改善した話をします。 忙しい人向けまとめ ESLint の recommended 系 extends を追加 全般 eslint:recommended plugin:import/recommended TypeScript plugin:@typescript-eslint/recommended-type-checked plugin:@typescript-eslint/stylistic-type-checked plugin:import/typescri
面白法人カヤック技術部の谷脇です。私は元気です。 この記事は面白法人グループ Advent Calendar 2023の5日目のエントリーです。 というわけでこの記事では、現環境(私が取り組んでいる業務のこと)ベストの管理画面の技術選択について考えたことを書き連ねていきます。 前提知識 管理画面の定義 ここで読者と私の目線を合わせるため、この記事上での管理画面の定義をしておきます。 管理画面はサービスの運営上必要な操作やデータの閲覧をまとめたWebアプリケーションです。また、このWebアプリケーションは一般ユーザーには開放されておらず、サービス運営者側のみ閲覧と操作が可能となっている、とします。 管理画面を作る動機 ここではTonamelの管理画面について、考えて導入したことを書きます。 tonamel.com Tonamelはゲーム大会やイベントを開催するためのプラットフォームです。We
銀の弾丸ではないので良し悪しあるのは当然として、それを差し引いても以下の2つの要素があるのではと思った。 なんとなく使ってもメリットが十分得られない RESTでできてたことができなくなる(※ちゃんと調べればできる) なんとなく使ってもメリットが十分得られないWeb界隈は良くも悪くも新しい技術をとりあえず使ってみるところがあると思っていて、そこがGraphQLは十分に事前知識を持って導入しないとメリットが薄いところとミスマッチを起こしてネガティブな意見が出るのかなと思う。 GraphQLはもともとFacebookがReact, Relayとの組み合わせで使い始めたもので、クライアントライブラリとしてのRelayと、IDやページネーションについての追加仕様を公開している。ライブラリとしてのRelayは使わなくても仕様に乗っかることはできるのでそれをRelayスタイルと言ったりする。出典を忘れた
GraphQL を使って Web アプリケーションを実装していると、GraphQL API のリクエストをモックしたいことがあると思います。 ユニットテストのために、ダミーレスポンスに差し替えたい ビジュアルリグレッションテストのために、ダミーレスポンスに差し替えたい Storybook で story を書くために、ダミーレスポンスに差し替えたい バックエンドの resolver 実装を待たずにフロントエンド側の開発を始めるために、ダミーレスポンスに差し替えたい 一般には GraphQL Client にモックするための機能が実装されてるので、そうしたものを使うことが多いと思います。 zenn.dev また最近は Client よりも外側のレイヤーでリクエストを interrupt してモックする「msw」を使うケースも増えてきてます *1。 blog.engineer.adways.n
ROUTE06 でソフトウェアエンジニアをしている @MH4GF です。 ROUTE06 ではエンタープライズ向けビジネスプラットフォーム「Plain」を開発しています。この記事では 2023 年 8 月に Plain クラウド EDI の Web フロントエンドで採用している技術について、その選定理由をまとめました。 現代の Web フロントエンド技術は領域ごとに選択肢が多く、プロダクトに最適な技術選定をする上で検討事項が多いと感じます。この記事がフロントエンド技術選定において参考になれば幸いです。 前提 プロダクトの特徴 技術選定に影響するプロダクトの特徴を箇条書きでまとめます。 エンタープライズ向け SaaS 現在開発中のプロダクトは商取引におけるクラウド EDI のドメインにフォーカス Plain が解決する課題は、元々フルスクラッチで開発すると 1 年かかるプロダクトの開発期間を
GraphQLのFragment活用テクニック: colocationとmasking こんにちは。N 予備校 Webフロントエンド開発チームの中村です。 現在開発中のZEN CompassではGraphQLを採用しました。我々のチームでは(そして私個人としても)GraphQLを採用したのは初めてだったのですが、実際に設計を進めていくうちに色々と知見を得ることができました。今回はその中でも特に重要だと思った、GraphQLのFragmentという仕様を活用したコンポーネント設計のテクニックについてお話ししようと思います。GraphQLを使用したWebアプリケーションに興味がある方にとって何か参考になりましたら幸いです。 【ZEN Compass】 学習者を導く先生方などが利用するコーチング支援Webサービスです。 LMS(Learning Management System)として学習状況
開発合宿運営チームの id:yutailang0119 と id:maku693 です。はてなでは四半期に一度、技術グループ主導で開発合宿を開催しています(過去の合宿の様子は「開発合宿」カテゴリーにまとまっています)。 2023年4月に実施した開発合宿では、参加者が複数のチームに分かれ、それぞれ異なるプログラミング言語で同じお題のWebサービスを開発しました。言語ごとの特性を比較し、今後の技術選定に生かす取り組みです。 この記事ではその開催レポートをお届けします。 開発言語の特性を理解したい さまざまな技術要素を2日で実装できるお題に 参加チームやコミュニケーションでの工夫 順調に開発が進んだ合宿当日 技術勉強会で「成果物を見る会」を実施 開発合宿を終えて プログラミング言語ごとの使用ライブラリ TypeScript Go Ruby Scala 開発言語の特性を理解したい はてなではたくさ
皆さんこんにちは。これは、筆者が最近公開したnitrogqlを宣伝する記事です。nitrogqlの概要や、開発にあたっての裏話などを紹介します。 nitrogqlとは nitrogqlは、TypeScriptコードからGraphQLを使用するためのツールです。有体にいえば、graphql-code-generatorを置き換えることを目指して開発しています。具体的には、.graphqlファイルからTypeScriptの型定義を生成する機能を備えています。 例えば、次のようなクエリがあったとします。 query ($unfinishedOnly: Boolean) { todos(filter: { unfinishedOnly: $unfinishedOnly }) { id body createdAt finishedAt tags { id label color } } } imp
こんにちは。皆さんはGraphQL Code Generatorを利用していますか? 筆者は普段React/TypeScript/Apollo Client(またはurql)といったスタックでWebフロントエンドを書いており、その際にはGraphQL Code Generatorをほぼ必需品と言えるほど愛用しています。 サーバー側から提供されたスキーマやクライアント側が必要なデータを宣言したオペレーションから型やコードを生成し利用することで、ロジックに関する実装量が大きく削減でき、ミスを減らすことにもつながります。GraphQLを使う理由の1つと言っても過言ではないでしょう。 そのGraphQL Code Generatorではv3 Roadmapとして今後の方針が公開されており、client-presetという新しいプリセットが紹介されています。そこでは「GraphQL Code Gen
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く