とんかつ物語 新宿の紀伊国屋書店で待ち合わせをした.ぼくはちょっと先に着いたので 新刊書のあたりをぶらぶらしていた.おもしろそうな本を買うために レジにいるころ彼女が登場した. おひさしぶり,元気?とぼく.元気元気!と彼女が応えた.じゃ,なんか食いに行こう, とぼく.うん,何がいい?と彼女.とんかつを食おう.とぼく.どっかあてある? と彼女.特にないけど,あてある?とぼく.うんあるよ,ひとつだけ.と彼女. じゃそこにしよう.とぼく. ぼくたちはそのとんかつ屋にむかった. ここはね,大学の入学式の日に父に連れてきて貰ったの.と彼女が話をはじめた. 母は都合がつかなくて,父だけが入学式に出てくれて,それでね, そのあとここに来たの.父が学生のころからあるんだって. 東京の大学に行く娘の入学式に出席する父親というのはどのようなことを 思っているのだろうか?また初めての一人暮しを経験する彼女はその
かつどん物語 かつどんを勢いよくガシガシ食いながらFは言った. 「やっぱ女は体よ」 生協のメニューで最も旨いものはカツドンであると 信じているFは,「ヨシオカ君も,かつどんにしな」 と僕に勧めた. 僕は2回目の大学2年生で,同級生だったFはみんなと一緒に 一足先にYキャンパスへ移っていた.久しぶりに見るFは あいかわらづ元気でかつどんの食べ方と同じ位勢いがあった. 僕は多分ぼそぼそとかつどんを食いながら, Fと一緒にメシを食いながら,2回目の2年生をどーすごすかに 頭を悩ませていて,この無限にある時間をもてあましていた. これから一年,Yキャンパスでかつての同級生たちと毎日かつどんを 食えないのはちょっとさみしかった.時々Yキャンパスまで遠征して お久しぶり~元気ぃ~とかいいながらよた話をするというアイデアも あるにはあったが,それを行動にうつすのはちょっと気が引けたりした. 「ヨシオカ君
未来のいつか ここには,シリコンバレーでプログラマを するよしおかひろたかの日々の雑記を置きます. ご自由にお読みください. 98/11/26 新JISの話の続き 98/11/21 新JISの開発 98/10/08 コンサルティング・エンジニア 98/10/05 よっぱらいの戯言 98/09/27 言葉の力 98/09/14 オフィスの引越し 98/09/10 国際化 98/09/07 9月4日に生まれて 98/09/03 シリコンバレーのベンチャー 98/08/26 正しい設計 98/08/23 オープンソースデベロッパーズデー 98/08/20 3年 98/08/19 Dreams Come True 98/08/18 実習生 98/08/17 国語審議会 98/08/05 大聖堂とバザール 98/07/30 昔話 98/07/23 Linuxをめぐる動き 98/07/15 Linux
「これはベータ・リリースでも、またアルファ・リリースでさえもなく、エンド・ユーザー向け製品では有り得ないような未完成の機能や多数のバグが含まれている」http://www.mozilla.org/download-mozilla.htmlより 著者自身による注:この文書は著者(よしおかひろたか yoshioka@best.com)が「ソフトウェアデザイン」誌(技術評論社),1998年8月号に寄稿したものです.著作権その他の権利は著者が保持しますが,出典を明らかにする限り,自由にご利用くださって結構です. 1998年3月31日,米国Netscape社は同社の主力製品であるコミュニケーターV5.0のソースコードを公開しました.公開されたソースコードは製品版のコミュニケータと区別するために,モジラと名づけられました.最初の数時間で数千のアクセスがありそのソースコードをダウンロードし,公開後1週間
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