2012年8月5日のブックマーク (1件)

  • 『#040 はさみの魔術師とゆかいな呪文』

    昔の自分自身のイラストを描く時、前髪がパッツンになるようにしている。 でもそれは僕だけじゃない。 姉と妹のイラストだってそう描いている。 何となく前髪を揃えて描いているのかというと、そういう訳でもなかった。 うちの3姉弟はそういう髪型だったのだ。 はさみの魔術師のゆかいな呪文のせいで。 小学校2年生のころのボクの話です。 ボクの髪型はたぶん2種類あると思う。 ひとつはよく行く床屋さんが切ってくれる髪型。 もうひとつはお母さんが切ってくれる髪型。 床屋さんとお母さんのカットは、だいたい交互になっていた。 特にどっちの髪型が好きとかはないかな。 ただ、お母さんが切ってくれたほうがなんだか楽しい気がする。 お母さんが髪を切ってくれる時、決まってあるゆかいな歌を歌ってくれた。 「ちょっきんちょっきんちょっきんなー♪」 その楽しいメロディーに引きよせられて、妹のツキも近寄ってきた。 そうして、お母さ

    『#040 はさみの魔術師とゆかいな呪文』
    hypeiji
    hypeiji 2012/08/05