昨日のメモにISBNの再利用は「認められている」と書きましたが、そういう運用をしてしまっている例があるというだけで規定では再利用は禁止されているので、訂正します(短時間にうろ覚えの知識で書くとこういうことになる。自戒)。これを確認するために調べている過程で、ISBN番号を拡張して13桁にするという話が目に入った。 10桁のISBNは、最後のチェック桁を除く9桁で10億点の書籍を識別できるはずだが、実際はその9桁内で地域コード(1桁)、出版社コード(可変桁)、個別コード(可変桁)という区分があり、現実にはフルに使うことはできない(IPアドレスをクラスA~Cによるネットワーク番号で割り当てていたのと似ている)。また、ISBNは流通コードとしての機能があるため、版が改められると同じ本でも別のISBNを割り当てることになり、ますます番号がたくさん必要になる。それで、遠からず番号が枯渇する恐れがある