Thinkerは、カメラを用いることなく、赤外線とAIを組み合わせた独自の高速・高分解能なセンシングを使い、モノの位置と形を高速に把握できる「近接覚センサー」で知られるベンチャー企業。「近接覚」は視覚や触覚に頼らずにモノの存在をとらえる、人間にはない認知方法とされている。 Thinkerは2024年9月20日まで東京ビッグサイトで開催されている「Japan Robot Week 2024」に出展し、カワダロボティクスの人型ロボットを使って、同社の「近接覚センサー」と次世代型ロボットハンド技術のデモを公開した。 「Japan Robot Week 2024」での「近接覚センサー」デモの内容 同社はカワダロボティクスの人型ロボット「NEXTAGE」を使い、ビニール袋に名刺大のカードを挿入し、バラ積みされた小さなネジを手探りで掴んでビニール袋(OPPシート)に挿入するデモを公開した。