by Karl-Ludwig Poggemann 遺伝子(ゲノム)編集技術「CRISPR-Cas9」は、生物学を大きく変える力を持った技術として数年前から注目を集めていて、うまく活用することで遺伝性疾患の安全な治療が期待されていますが、対象部位から外れたところまで作用を及ぼす「オフターゲット効果」の存在が知られています。対策の1つとして、アルゴリズムによってオフターゲット効果が作用する領域の予測が行われているのですが、アルゴリズムの予測した領域外にも変化が起きることが指摘されています。 Unexpected mutations after CRISPR-Cas9 editing in vivo : Nature Methods : Nature Research https://www.nature.com/nmeth/journal/v14/n6/full/nmeth.4293.html