中央構造線(ちゅうおうこうぞうせん)は、日本最大級の断層系。関東から九州へ、西南日本を縦断する大断層系で、1885年(明治18年)にハインリッヒ・エドムント・ナウマンにより命名される。中央構造帯とも。 また、日本の主要な地溝帯の一つで、地質学においては東北日本と西南日本の境目とされる、フォッサマグナ。フォッサマグナの糸魚川静岡構造線と中央構造線とが交差する地点が諏訪湖近辺。縄文ビーナスから諏訪大社まで、古くからの聖地であることと無関係ではないだろう。 諏訪大社も含めて、中央構造線のライン上には、奇妙に日本有数の神社が立ち並んでいる。伊勢の神宮もそう。そして、一宮の何社かもこのライン上にある。日本列島を地震大国としている一つの要因となっているこの断層系に、なぜ古社が並んでいるのか。神社による日本人への警告か。 また、古代の最重要物質である水銀の鉱脈とも関連しているとされる。いわゆる「丹生」だ