下村博文・文部科学相が、金銭問題に関するさまざまな疑惑を追及され、国会で否定している。だが、週刊誌や大手紙は、下村氏の国会答弁が「ウソ」であると報じている。 特に、大きく報じているのは、5日発売の「週刊文春」(3月12日号)だ。 下村氏の「講演料もらっていないはウソ」 幹部が実名告発下村氏は、政治団体として届け出がなされている「博友会」という後援組織を東京に持っている。 だが、そのほかにも、「東北博友会」「群馬博友会」など名前に「博友会」とつく組織が全国に6つある。この6つの博友会は政治団体として登録されていない任意団体であり、収支報告書を提出する義務がないため、その資金の流れを第三者が把握することは難しい。 こうした全国の博友会が主催する会合で下村氏が講演する際、下村氏側に講演料が支払われていることが疑われているが、収支報告書には記載されていない。だが、もし講演料を受け取っていたら、政治