富士山世界遺産登録を記念したJR東海の臨時急行電車「富士山トレイン371」の運行が20日始まった。8月4日までの毎週土・日曜、浜松―御殿場駅間を1日1往復する。 午前8時52分、静岡市葵区のJR静岡駅に電車が到着すると、詰め掛けた県内外の鉄道ファンや乗客約100人が歓声を上げたり、シャッターを切ったりした。出迎えた御殿場市の観光イメージガール「富士娘」の勝又美咲さん(19)や県マスコットキャラクターの「ふじっぴー」らと記念写真を撮る家族連れもいた。 JR静岡駅の川崎正敏駅長は「車窓からの富士山の眺めも素晴らしい。多くの方に楽しんでほしい」と話した。 富士山トレインは2012年から運行を開始。今回は12年3月まで特急「あさぎり」として活躍した車両を使用していて、大きな車窓から雄大な富士山を望めるのが魅力という。
観測所に酒などの県産品を運び込む県東部農林事務所の職員ら=富士山頂 【山田知英】世界文化遺産・富士山の山頂(3776メートル)で、静岡県が18日、茶や地酒、肉類などの県産品を貯蔵し、味や品質の変化を確かめる実験を始めた。低温、低圧、低酸素の下で熟成し、味に深みやまろやかさを加える狙いがある。 県東部農林事務所の職員が午前11時、山頂にある気象庁の富士山特別地域気象観測所(旧富士山測候所)の一室に、御殿場市や菊川市の茶約15キロ、伊豆山中で捕獲したシカや富士山麓(さんろく)で育てた牛の肉計約12キロ、県産の酒米「誉富士(ほまれふじ)」で造った日本酒約52キロ、米約16キロを運び込んだ。8月27日までの41日間と、来年7月までの1年間との二つに分けて貯蔵。おいしくなれば「富士山頂熟成商品」として売り出したい考えだ。 続きを読む関連リンク静岡県のニュースは地域情報ページでも最新トップニュース
ブリットポップに乗ってイメージアップ、選手はセレブ化。転換点は1990年ワールドカップ 【プレミアリーグ 巨大ビジネスの誕生③】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く