ジャパンモビリティショーのホンダブースではホンダジェットが大行列だが、それに負けじと存在をアピールしているのが「クルーズ オリジン」だ。2026年から東京都内を走るという自動運転タクシー車両なのだが、はたしてどんなクルマなのだろうか? 文/ベストカーWeb部、写真/ベストカーWeb編集部 ぱっと見じゃ前も後ろも分からない、カボチャの馬車のようなクルマがジャパンモビリティショーのホンダブースに展示されている。それがクルーズ オリジン。2026年に東京都内を走り始める自動運転タクシーの車両だ。もちろん動力はフルエレクトリックとなる。 そもそもクルーズとは、2013年にカイル・ヴォクト氏が立ち上げた自動運転のスタートアップ企業だ。そのポテンシャルを見抜いたGMが2016年に5億8100万ドルで買収したが、さらに2018年にはホンダが27億5000万ドルを出資してパートナーに加わった。そこで得た資