欧州司法裁判所が、アップルとグーグルの財務にとって打撃となる判断を下した/Pavlo Gonchar/SOPA Images/LightRocket/Getty Images ロンドン(CNN) 欧州連合(EU)の最高裁にあたる欧州司法裁判所は10日、米アップルに130億ユーロ(約2兆円)の追徴税を課す判断を下した。また、米グーグルがEU競争法(独占禁止法)で科された24億ユーロ(約3800億円)の制裁金を支持した。 アップルに対しては、EUの行政を担う欧州委員会が2016年、アイルランド政府から違法な税優遇策措置を受けていたとして、その分の追徴課税を求めた判断を支持した。 グーグルと親会社アルファベットは17年、検索結果の表示で自社のショッピング比較サービスを競合サイトより優先させたことが競争法違反にあたるとして、制裁金を言い渡されていた。