シリア北西部ラタキア県ジャブレにあるモスク(イスラム礼拝所)に避難した人々(2023年2月12日撮影)。(c)Karim SAHIB / AFP 【2月13日 AFP】国連(UN)幹部は13日、トルコとシリアを襲ったマグニチュード(M)7.8の地震について、シリア北西部の反体制派支配地域への支援の失敗を認めた。一方、両国合わせた死者は3万3000人を超えたとし、さらに増える見通しだと警告した。 国連人道問題調整事務所(OCHA)のマーティン・グリフィス(Martin Griffiths)事務次長(人道問題担当)はツイッター(Twitter)で、救援物資を積んだ国連の輸送隊がトルコ経由でシリア北西部に到着したが、家屋を失った被災者は数百万人に上り、さらなる物資が必要だと指摘。 また「シリア北西部の被災者支援はこれまでのところ失敗している。見捨てられたと思われても仕方がない。国際支援を求めてい