トンガの首都ヌクアロファで、中国海軍の病院船を歓迎するシャオシ・ソバレニ首相(右)と駐トンガ中国大使(左、2023年7月28日撮影)。(c)Tupou Vaipulu / AFP 【4月13日 AFP】中国は12日、南太平洋の島国トンガに対し、同国で8月26日に開催される太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議(サミット)の警備支援を申し出たと明らかにする一方、南太平洋での中国の影響力をめぐる西側諸国からの懸念を一蹴し、「勢力圏拡大に関心はない」と主張した。 人口11万人に満たないトンガは、サミット開催には支援が必要だと訴えている。だが、西側諸国は、特に安全保障を中心に南太平洋での中国の影響力拡大を懸念している。 在トンガ中国大使館はAFPの取材に対し、トンガ警察がサミットに対応できるよう、バイク20台と「車列警護訓練」の提供を申し出たと述べた。 さらに、「中国は地政学的競争や、いわゆる『勢