静岡市清水区美濃輪町の美濃輪稲荷神社から出火し本殿を全焼した火災で清水署と県警機動捜査隊は8日、非現住建造物等放火と同未遂、現住建造物等放火未遂の疑いで同区の18歳の少年2人と男子高校生(15)を逮捕した。 3人の逮捕容疑は11月26日夜、美濃輪稲荷神社本殿に火を付けて全焼させた上、同じ敷地内の別の建物数棟にも火を付けようとした疑い。 同署によると、周辺での聞き込みや防犯カメラの映像などから3人の関与が浮上した。神社の敷地からは、ライターのオイル缶やトイレットペーパーなどが見つかっているという。調べに対し3人は「火遊びをしていた」などと話しているという。 同神社は敷地内に清水次郎長の本名が刻まれた石柵があるなど、次郎長ゆかりの神社として知られている。