東京新聞:不二家ケーキにカビ 調査に２週間 ＨＰで発表:社会(TOKYO Web)不二家は二十六日、子会社の運営するレストランの店舗で販売したショートケーキ二個のスポンジから、カビが検出されたとホームページで発表した。不二家によるとカビの疑いについて購入者から申し出があったのは約二週間前で、同社が第三者機関からカビ検出の報告を受けたのは二十五日。ケーキの販売がピークになるクリスマスの後に公表がずれ込んだことについて不二家の広報担当者は「公表を遅らせたわけでなく、最大限急いだ」としている。 （北條香子、白山泉） 不二家によると、今月十三日に不二家レストラン古河東本町店（茨城県古河市）の店舗で加工、販売したホールケーキの「ショートケーキＳ」六個のうち二個について、同日中に購入者から「カビのような変色がある」と申し出があった。その商品を回収し、第三者機関で調査を依頼したところ、二十五日にカビが検出されたという報告が出たという。
