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  • 耳ヲ貸スベキ!――日本語ラップ批評の論点――|文学+WEB版

    第一回 日語ラップ批評宣言 韻踏み夫 ひとまず「日語ラップ批評」と言ってみたものの、そんなものが果たして実際に存在しているのかは分からない。しかしながら、そのようなものの必要性はたしかに感じられる。日語ラップは、多くの者の興味をひき、時にその期待に応え、あるいは裏切りながら、しかし三十年以上の豊かな歴史をつむいできたのは事実なのだ。ひとは、ヒップホップのことを理解もできないが、無視もできないでいる。その困惑の積み重ねが、さしあたり「日語ラップ批評」というものであると言えるかもしれない。 ライターの磯部涼はかつて、あるところでこう言っていた。「若くて、新しい表現方法をもったラッパーが続々と登場する一方で、日のラップ・ミュージックに対する批評は停滞していると感じます」(注1)。たしかに、日語ラップ自体の(磯部は「日語ラップ」という呼称自体の不適切さを指摘もしているのだが、ここでは

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