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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/TRiCKFiSH (4)

  • 女性ファッション誌ポジショニングマップ・2008:『文化社会学の視座』より - TRiCK FiSH blog.

    上の図は、今年春(3月)の段階での女性ファッション誌のポジショニングマップです。 4年前にも、私は『日経エンタテインメント!』2004年9月号、三浦展著『かまやつ女の時代』、同『下流社会』のための調査で、女性ファッション誌のマップを創りました。それはここでも発表しましたが↓、その続編ということです。http://d.hatena.ne.jp/TRiCKFiSH/20041224/p2 今回の図は、先日発売された南田勝也・辻泉編『文化社会学の視座』(ミネルヴァ書房)に私が寄せた論文「差異化コミュニケーションはどこへ向かうのか」のために創ったものです。 4年前と違い、今回は網羅している世代の中心に雑誌のタイトル名を置きました。たとえば『CanCam』は「コンサバ→専業主婦」の23歳あたりに置かれていますが、実際の読者は10代後半から20代後半まで幅広いです。・追記:「『装苑』や『SPUR』や『

  • TRiCK FiSH blog. - 『ジョゼと虎と魚たち』監督:犬童一心(2003年)

    〈ネタバレ注意〉 多少駆け足の印象もあったが、よくできていた青春物語だった。音楽担当がくるりで、ここで出来が倍増した感もある。 物語は、どこにでもいる普通の大学生の男の子・恒夫が、足が不自由な女の子・ジョゼとひょんなことから出会い、仲良くなっていくという話。男の子が夫木聡で、ジョゼが池脇千鶴。監督は大島弓子原作『金髪の草原』で池脇千鶴を抜擢した犬童一心。 ジョゼがともに暮らす祖母は、「世間様」の目を意識して幼少の頃からジョゼを引きこもらせる。そんな彼女は、明け方に祖母の押す乳母車のなかで毛布にくるまり、そっと外の世界を覗くことが日課となっている。 対して恒夫は、麻雀店でバイトをし、サークル仲間と酒飲んでバカ騒ぎするような、どこにでもいる空っぽの大学生だ。同じ大学にはセフレもおり、さらには美人の同級生も労せず寄ってくるような美男子でもある。 このふたりがたまたま出会ってしまう──。 恒夫は

    ida-10
    ida-10 2008/11/25
    ジョゼと虎と魚たち 「絶望を知っている者はやはりタフだ」
  • chim↑pom「ピカッ」パフォーマンス騒動について - TRiCK FiSH blog.

    現代美術グループ・chim↑pomが、広島現代美術館での展覧会に際して、広島市の上空で飛行機の煙を使って「ピカッ」という文字を書いたパフォーマンスをしたところ、被爆者団体から抗議に合って謝罪し、展覧会も自粛する結果にいたった。 広島で生まれ育った僕にとって、こうした即座の謝罪や自粛発表まで含めて、それはヒロシマではありがちな、どこか見た光景でしかなく、正直「ヒロシマ的予定調和またひとつ完成」という感じである。 ゲリラでやる以上は謝罪しては元も子もないし、そんなヒロシマ的予定調和を招きたくなければ、事前に上手く交渉すれば良かっただけの話だ。少なくとも、原爆語りに疑義を呈することがタブーと化している街・ヒロシマで、一朝一夕には問題提起することなんてできるわけがない。60年以上続いているタブー=思考停止の街なのだから。 しかし、その後におこなわれた蔡国強による、原爆ドームそば(厳密には市民球場と

  • TRiCK FiSH blog. - 90年代を再考したいときの100冊

    いまはまだ80年代ブームがぼちぼち続いていて、『恋の門』や『下物語』の演出などからも僕はそれを感じちゃうわけだけど、このブームの理由はさほど複雑ではなくて、それは80年代を謳歌した世代が生産する側に回って決裁権を持ち始めたという話でしかないと思うし、べつにそんなことはどうでもいいんだけども、まぁでも10年後とかに90年代ブームなんてものは来るのかなぁとぼんやり思う。 バブル崩壊、55年体制の崩壊、阪神大震災、オウム事件、不況等々──90年代には明るい話題はあまりなく、戦後日が盤石だと信じ切ってきたことが、失われていった時代だった。 でまぁ、そんな日の90年代を再考したいときの100冊を、唐突に挙げてみる。順番は、ISBNナンバー降順なので、ほぼ順不同。ジャンルにこだわらずバランス良く選んでみたけど、やはり時代を見通すということで、社会学、メディア論系のが多く、人文寄りのものは少ない

    ida-10
    ida-10 2005/05/16
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