徳島県警の警察官による警察手帳偽造事件で、逮捕された同県警小松島署巡査部長の武内功郎(いさお)容疑者(49)が、偽の警察手帳を2009年ごろから100冊以上作製し、複数の依頼者に販売していたことが捜査関係者への取材でわかった。大阪府警は30日、うち3冊分を偽造したとする有印公文書偽造容疑で武内容疑者を再逮捕する方針。 捜査関係者によると、武内容疑者は偽の警察手帳や警察グッズを愛好家らに販売、その利益を「家のローンの返済に充てた」などと供述しているという。 再逮捕の容疑は、2010年、ネットオークションサイトで知り合った男性3人から注文を受け、3冊の偽の警察手帳を作製し、販売した疑い。 府警は、手帳に取り付ける名前や顔写真、階級の入った証票(カード)を偽造するために使われていたパソコンなどを武内容疑者宅から押収して分析。捜査関係者によると、顧客らとのメールのやり取りなどから、100冊以