東大出身で未だ「童貞」の三十男によるせつないラブストーリー『童貞放浪記』が、8月8日(土)よりヒューマントラストシネマ文化村通りにて公開される。 某大学に専任講師として勤める金井淳は、東大出身のエリートだが、三十歳になる今も「童貞」であった。何をするにも自信のない彼は、出張先で大学院の後輩・北島萌と久しぶりに再会。萌に対する恋心をしだいに募らせる淳は、遂に「童貞」を卒業しようと一大決心をする。しかし、萌には海外留学の出発日が迫っていた。 原作は、『もてない男~恋愛論を超えて』が10万部以上のベストセラーとなった童貞の権威、小谷野敦の小説『童貞放浪記』。主人公の淳を演じるのは、『ばかのハコ船』『リンダリンダリンダ』など山下敦弘作品でおなじみの個性派俳優・山本浩司。恋愛にオクテな男のグジグジとした自意識を、この上なく見事に表現した。ヒロインには、本作が初の本格的な映画出演となる、元グラビアアイ