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2013年6月5日のブックマーク (2件)

  • 古本夜話302 新島広一郎『講談博物志』と講談本出版 - 出版・読書メモランダム

    前回の末尾のところで、新島広一郎の『講談博物志』に言及したが、これは講談に対する情熱と長い年月にわたる収集をベースにした驚くべき労作である。その収集は明治二十年代の大川屋の講談から始まり、昭和六十年の講談社の「歴史講談」に至る、ほぼ百五十四シリーズに及ぶもので、しかもそれらのすべての書影を掲載し、それぞれの内容にもふれている。 これらの講談は同書でしか見ることができないものも多く、それらの書影をたどっていくのは未知の扉を開いていくようでもあり、また私見によれば、講談という分野を広く網羅することで、『全国出版物卸商業協同組合三十年の歩み』を補充する重要な出版史資料と判断していい。それゆえに多くの知らなかったことを教えてくれる。 だが『講談博物志』は私家版で少部数刊行されただけであり、同書に目を通している読者は少ないと考えられるし、古書市場にも見出すことが困難である。それでも最近の中野

    古本夜話302 新島広一郎『講談博物志』と講談本出版 - 出版・読書メモランダム
    idlepoor
    idlepoor 2013/06/05
  • そして5月広場で : 漂流生活的看護記録

    ブエノスアイレスに来て1週間になる。70年代から80年代にかけて、南米はどの国も一通りクーデターの洗礼を受けており、アルゼンチンもその例に漏れず76年から...ブエノスアイレスに来て1週間になる。 70年代から80年代にかけて、南米はどの国も一通りクーデターの洗礼を受けており、アルゼンチンもその例に漏れず76年から83年まで、軍事政権下にあった。今回わたしが日を発つちょうど1週間前、アルゼンチン軍事政権時代のリーダーだったホルヘ・ビデラが獄死した。わたしはそのニュースをたまたまこちらのインターネットラジオを聞いて、リアルタイムで耳にしたのだが、その時思い出したのは7年前の暮れ、チリのピノチェト元大統領の死のニュースをエクアドルのテレビで見たときのことである。番組では当時のピノチェト派の行った過酷な弾圧、拉致や拷問について、そしてサンチァゴでかつての反ピノチェト派が集会を行っている映像が繰

    idlepoor
    idlepoor 2013/06/05
    「もう一度産んでやるから、こんどはお前を大嘘つきの卑怯者に育ててやるから」