感染性胃腸炎は、流行性胃腸炎と呼ばれることもあります。 毎年、秋から冬の期間に流行することが多いことから、流行性と言われます。 感染性胃腸炎になる原因は、細菌・ウイルスなどの病原体で、日本においては特に、ノロウイルス、ロタウイルスによる感染が多いのが特徴で、他にも細菌や寄生虫もあります。 感染性胃腸炎に感染すると、病原体によっても異なりますが、1~3日間の潜伏期間を経たのち発症します。 感染経路は、病原体がついた手で口に触れることと、病原体に汚染された食べ物を食べることがほとんどであるといわれています。 これは後ほど紹介するロタウイルスも同様です。 ノロウイルスの症状の特徴は、吐き気やおう吐、腹痛と下痢、発熱で通常、1~2日程度、症状が続きますが、適切な対策をすれば症状が収まってきます。 なお、5歳くらいまでの小さな子供の場合はおう吐の症状が多く、年齢が高くなるに従って下痢の症状が増えるの