リポジトリデータを未来へ:デジタル保存ネットワークの取組 2013年の年初に,米国議会図書館(LC)のデジタル保存に関するブログ“The Signal”に,前年のデジタル保存事業の進展の10大ニュースが掲載された。この中の1つとして,デジタル保存ネットワーク(Digital Preservation Network:DPN)の設立が挙げられた。DPNの目指すものは,高等教育機関が共同して,デジタル学術情報やデジタル化資料,研究データ等様々なデジタル情報を長期に確実に保存することである。2012年初めの設立時において全米の50以上の機関が参加している。 米国の図書館界では,デジタル情報の長期保存を意識した取組が進められてきた。各機関の機関リポジトリ,コンソーシアムで進められているHathiTrust(E1406,CA1760参照)やCLOCKSS(E1117参照),ITHAKAのPortic
「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」などの世界的なヒット作を生み出しているアニメスタジオの米Pixar。アニメ映画制作の現場では画像や動画、シミュレーションデータなど膨大なデジタルデータが必要になる。世界中で愛されるエンターテイメントを支えるデジタル資産管理の裏側を聞いた。 Pixarにデジタルデータを管理する部署が発足したのは2004年。「トイ・ストーリー」の公開10周年を記念してDVDを制作する際、制作当時に使用したデータを見つけるのに苦労し、アニメーター一人ひとりに聞いて回ることになったのがきっかけだという。 「過去のデータが必要になって時に初めて、長期に渡るバックアップの仕組みを考えていなかったことに気が付いた。将来を見据えると、個人に頼らないデータ管理の仕組みが重要になると感じた」(データマネジメントチーム テックリーダー マーク・ハリソンさん)という。 アニメ映画は、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く