北京五輪フィギュアスケート団体3位となりフラワーセレモニーに臨む日本代表チーム=7日、首都体育館(桐原正道撮影) 北京冬季五輪で8日夜に開催予定だったフィギュアスケート団体のメダル授与式が「法的な問題」を理由に急遽(きゅうきょ)中止されていたことが9日、分かった。国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は定例会見で「法的な協議が国際スケート連盟と必要になった。新たに出てきた問題であり、明確になった時点で情報提供する」と述べた。 五輪専門メディアは金メダルだったロシア・オリンピック委員会(ROC)にドーピング疑惑が浮上したと報じる一方、ロシア紙スポーツ・エクスプレス(電子版)は、8日の男子ショートプログラム(SP)で羽生結弦(ANA)が氷の穴にはまってミスしたジャンプを巡り、直前に演技したROC選手が「羽生ファンから殺害の脅迫を受け、授与式が中止された」との記事を掲載した。 7日ま