株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
日本は現在、世界一の債権大国である。GNP(国民総生産)が500兆円だが、それと同じ500兆円ほどを世界中に貸している。 GNPと同じ規模の債権ということは、それを債務国が返してくれたら、日本人は丸1年間、働かなくてもいいということだ。もし10%ずつの利息をくれたら、年間50兆円も入ってくる。そうなれば、日本国民は税金をいっさい納めなくてもよくなる。 このように、日本は気前よく貸したり投資して、世界一の債権国になっているが、それなのにあらゆる議論でその自覚がなく、日本は貧乏だとか、輸出をして金を稼がなければ生きていけないとか、相変わらずそうした話ばかりが聞こえてくる。 それから、世界各国に金を貸したり投資したり援助したりしているから、みんな感謝しているはずだと日本人は思っているが、これは大間違いで、本当はみんな日本の敵なのだ。金を貸すと嫌われる。そんなことは当たり前であり、どうして日本人は
技術開発のための衛星は、少なくとも開発に5年はかかる。IGSに予算と人員を取られた結果、日本の宇宙開発は将来何をするかが見えなくなってしまっているのだ。 ●IGSではなく気象衛星、地球観測衛星、測位衛星を 冒頭でも触れたように、筆者は、国家安全保障のためには、IGS以前に整備するべき衛星システムがあったと考えている。気象衛星と、地図作製を目的とした高分解能地球観測衛星、そして日本独自の測位衛星である。 まず気象衛星だ。気象情報は民生面はもちろんのこと、安全保障分野でも重大な意味を持っている。IGSも光学衛星は雲やもやがあれば目標を撮影できない。運用計画の立案には高精度の気象予測が必須である。 アメリカは海洋大気庁(NOAA)が日本の「ひまわり」に相当する静止気象衛星「GOES」の他に、地球を南北に回る極軌道気象衛星「NOAA」シリーズを運用している。さらに国防総省が軍事専門の極軌道気
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く