若手には「Will」を求めるのに、ベテラン社員は“ほったらかし” 対話から始める、年上部下へのマネジメント
世間を驚かせたKADOKAWAとドワンゴの経営統合。「日の丸連合でグーグルなどIT列強に対抗」「クール・ジャパンを推進」と評する向きが多いが、その解釈に違和感を覚えた。確かにそう言えないこともないが、ドワンゴの川上量生会長を取材してきた身としては、「対抗」「推進」といったいかにも官僚が考えそうな文言と、川上会長のキャラクターとのずれを感じざるを得なかったのだ。そして5月末、川上会長と話す機会があり、違和感の理由がはっきりとした。 5月14日午後、東京・銀座の歌舞伎座タワーに入居するドワンゴ本社。KADOKAWAと10月に経営統合する旨が川上会長から伝えられると、居並ぶ社員から「あぁ…」とため息がこぼれた。といっても、経営統合自体への落胆ではない。持ち株会社の社名が単に2社の名前をつなげた「KADOKAWA・DWANGO」になることに対してだ。 川上会長はネット上で「kawango(カワンゴ
2013年から、スーツを経費にできる制度ができたけど…… 2013年(平成25年)から、会社員が節税できる制度ができました(正確には、節税の範囲が広がりました)。過去にこのような記事「会社員の書籍代、資格取得費などが経費になる<特定支出控除>は実際に使えるか?」を書いています。この件について、「スーツが経費になる」「スーツで税金が戻ってくる」という報道やニュースが多いですが、冷静に真実を把握する必要があります。 税金は、収入から経費を引いた利益(所得)によって計算されます。経費が増えると、税金は減るのです。 通常、会社員の場合は給料から一定額の経費しか引くことができません。年収500万円なら154万円、年収1000万円なら220万円の経費です。これを給与所得控除といいます。 これ以外に、書籍、交際費そしてスーツなどが経費に落とせるようになりました。中でも「スーツを経費にできる」のは以下の理
この記事は、「起業」一般について書いたものではない。 たとえば、ウェッブサービスで一攫千金を狙う若者、独立するとすれば何人もの人があとを追うようなカリスマ性のあるひと、そんな人を対象に書いてはいない。 対象は、僕のような普通の人間で、ある程度の期間サラリーマンをやって、どうしても事情があって辞めなければならなくなったひと、家族を抱えて独立に踏切り、絶対に失敗できないひと。自主退職に応じて辞めてはみたものの、就職がみつからない、自分で商売を始めるしかない・・・そんなひとを念頭においている。 このノウハウに、「起業」と書きたくない。 なんだか、「起業」というと、どこからかおカネをひっぱってきて、同志を集め、いちかばちかの冒険に出る、というイメージがつきまとう。 だけど、養うべき家族がいれば、いちかばちかの勝負に出ることなど、簡単にできるものではない。 僕も会社を辞めた当初、どこかで何度も読んだ
お客様の融資支援実績は、累計6,000件以上(2023年2月末現在) 自身も株式会社SoLaboで創業6年目までに3億円以上の融資を受けることに成功 【運営サイト】 SoLabo公式サイト 創業融資ガイド 資金調達ノート 経営支援ガイド 起業家にとって事業計画書は、銀行や投資家から資金調達をするために非常に重要です。 そして、銀行や投資家に良い印象を与えるための事業計画の書き方はある程度決まっています。その一般的な書き方に沿って事業計画が書かれていると、銀行やベンチャー投資家はより読みやすいと感じてくれるのです。 逆に、こうした一般的な事業計画書の書き方に全く沿っていない計画書は、投資家や銀行から見ても分かりづらく資金を引き出す上でマイナスになってしまいます そこで本日は事業計画書に含めるべき基本項目と書き方に関する簡単なアドバイスをお届けします。 はじめに:書く順番に関して これから、事
[基本的にはまず学歴で落とす] たまに何かの拍子でFランの子が入ったらしいんですが、やっぱり使えないね、となりました。Fランのみなさん、ごめんなさい。あなたたちが思っているよりずっと普通に仕事をこなすだけで学力は必要なんです。 [出来る人よりも失点のない人を] アメリカみたいに簡単に首にできる国ならばまた事情が違うんでしょうが、日本では失敗は許されません。ごめんなさい。人事のあたしたちもしょせんサラリーマンなんです。冒険はしたくないんです。 [コネは案外きかない] そんじょそこらのコネはあんまり意味はありません。書類選考を突破させるくらいのことはあるでしょうけど、要求レベルに達していない人を無理に入れても、その先ずっと定年まで居座られることを考えたら、損失は何億レベルになります。社長のコネでさえ断ったことがありました(大企業ですがしょせん雇われ経営者の無理難題を聞く必要はありません)。 [
(追記あり) ベンチャー企業あるあるにハマった。 http://anond.hatelabo.jp/20130811212721 起業して4年。年商4億、従業員10名まで到達した。 中途採用で新人を取り出してから我が社は完璧なブラック企業と化している。 というのも、創業メンバーの残り三人が 「創業時の自分と同じ働き方」を社員に強く求める傾向が どうしても止められないのだ。 代取である自分としては、利益の最大化をムリに目指すより 永続する業務のシステム化を優先し 能力の属人性を限りなく少なくし、 誰でも回せる会社システム構築を目指すべきだと考えている。 その結果として、一人当たりの利益は少なくなっても、 労働量はより減るようにするべきだと。 「俺が出来たんだから社員もできるはずだ」の論理がまかり通っている。 でも、僕はサラリーマン出身だからわかるのだ。 裁量がない状態で10時間働くのはフリー
法人化とフリーランスはここが違う! 法人化すると個人では認められない経費をガッツリ落とせるめるっとがあります。基本となる経費についても法人と個人とは全然違います。全体でみると法人の方がメリットが多くあります。 ●法人と個人の経費の違い ・車の購入、ガソリン代、税金、携帯電話の購入費、通話料 法人→基本的にすべて経費 個人→自家消費分(使用で使った分は認められない) ・生命保険料 法人→原則経費になる 個人→経費にならない(生命保険料控除として処理) ・退職金 法人→自分へも家族へも払える 個人→自分へは払えない ・不動産を処分したとき 法人→処分して損した場合は経費 個人→通常とは別に税金計算する ・交際費 法人→資本金1億円以下の場合、上限は年間600万円までで、使った金額の90%までしか認められない 個人→事業に必要であれば全額必要経費に! 法人化する際は色々な費用が発生することを忘れ
今回は趣向を変え、「部下が上司に言ってはいけない言葉」のワースト10を発表する。言葉の選定と順位はあくまでも私個人の主観に基づく。私なりの根拠も記しておく。 ワースト10は私が長年のコンサルティング活動の中で蓄積してきた「言い訳集」を基にしている。私はもっぱら現場の営業担当者を相手にしており、彼らはありとあらゆる種類の言い訳を駆使し、「できない理由」「できていない理由」「できなかった理由」を私に言ってくる。 同じ言い訳を彼らは上司の営業部長や課長にもしている。そうした言い訳はいずれも「部下が上司に言ってはいけない言葉」である。つまり、今回のコラムでは矛先を「上司」ではなく「部下」に向ける。 「なぜ上司の肩を持つのか。ダメ上司が沢山いるから何事もうまくいかないのだ」と思われた「部下」の方がおられるだろう。 実は、ずいぶん前から私は「ダメ上司」という物言いに違和感を覚えてきた。「上司」や「管理
いいね! 138 ツイート B! はてブ 1171 Pocket 1292 少しの投資でスピードアップ 起業したては、本当にお金がないので、いかにお金を使わずに会社をするか!と考えがち。 この考え自体は大変素晴らしいのですが、気づくと何でも自分達で全部やっていて、本業に注力すべき時間を、まったく本業とは関係の無いことに費やしていたりします。 お金がないベンチャーでも、少しの投資で劇的にスピードがあがったりするもの。自分の経験を元に、そういったサービスや外注先、そして、外注すべきかどうかの判断軸などを紹介します。 人のアウトソーシング 人のアウトソーシングで大切なのは、「丸投げ」にしないということです。例えば、起業手続きで言えば、行政書士さんにお願いすれば、簡単に会社を設立してくれますが、最低限の知識(資本金、株、会社の仕組みなど)は自分で把握すべきです。完全にブラックボックスで丸投げしてし
ユーザーに届ける価値を徹底的に追求する マーケティングを提供します © Copyright 2022 バズ部. All rights reserved. 経営の神様ドラッカーによると、会社の売上の8割はリピーターから生まれる。 そしてリピーターが増えれば増えるほど、ビジネスの安定度も成長速度も高まる。 それだけでなく、新規客獲得コストが10年前の10倍になったと言われている昨今、新規客の獲得コストよりも、リピーター獲得コストの方が安い上に、リピーター客は、普通の顧客の20倍の売り上げをもたらす。 しかし、いざ実践するとなると 「リピーターを獲得しようと頑張っているのに中々根付かない。」「顧客の囲い込みが課題」「ファン離れが加速して困っている」という悩みを抱えている方は非常に多い。 多くの場合、その原因は、リピーター獲得のためのメカニズムの理解不足にある。そこで、本日は、「20倍の売上をもた
私は大学教員以外の職についたことがありませんので、その点を考慮してお読みください。 会社が求めている能力は? 経団連:2008年度・新卒者採用に�関するアンケート調査結果の概要より「企業が採用選考時に重視する要素」 「コミュニケーション能力」 76.6%(前年度79.5%) 「協調性」 56.1%(同53.0%) 「主体性」 55.2%(同51.6%) 「チャレンジ精神」 51.5%(同49.4%) 「誠実性」 40.0%(同 42.4%) 「専門性」は14位 10.3% 会社が求めている能力はコミュニケーション能力。これは日本の会社が職務に適した能力で人材の採用を決めているのではなく、人を採用して、会社内で能力にあった職務に合わせるという制度をとっているためであると考えられるかもしれないけれども、一方で、コミュニケーション能力が求められるのにもある程度の理由があると考えられる。 コミュニ
今回のおせちの件、グルーポンは悪くない、という人が結構いることに驚き。 グルーポンは、店から広告料をもらってクーポンを「タダで配布」しているのではないよね。クーポンを「有料で販売」しているわけだ。そのクーポンの価値はほとんど金券に等しくて、何%オフで、本来の価値を提供することを保証…少なくとも買った客には期待させているものだよね。言い換えると、1万円のチケットを5000円で売っているようなもので、それが実際には5000円の価値しかありませんでした、というのは羊頭狗肉みたいな。 グルーポンはお店にとっては従来のクーポンマガジンと同様に、宣伝料を払っているだけのイメージかもしれない。だから、そのサービス内容が本来のものと違っても問題なかろうと考えてしまうかもしれない。でも、それは大間違いで客にとってみれば、本来の額面の価値があるからこそ、お金を出してクーポンを買うわけだ。そのクーポンは、先の例
全社員にiPhoneを支給し社内連絡事項はTwitterにメールとチャットなど、徹底的にIT化されたオフィスを構え、「電話無し」「ペーパーレス」、その上「お客さんとは会わない」ことで有名なEC studio。 その代表取締役である山本敏行さんが今年の2月に出版した「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」がAmazon和書総合ランキングで一位を記録し、ワールドビジネスサテライト(テレビ東京系)で特集が組まれるなど破竹の勢いで快進撃を続ける中、また新たに「日本でいちばん社員満足度の高い会社の非常識な働き方」という新刊を出すということで、この機会にどうやったらそんなことができるのか、インタビューしてみました。 山本社長自身の体育会系的な側面、会社の歴史や指針といった知られざるエピソード、さまざまな経験から裏打ちされた経営哲学など、ITや経営に興味があるが実際にはどういうようにすればいいのかがわ
ネット経由で物を売ることは以前よりも簡単になり、例えばiPhoneアプリなどの形で個人でも商品の値付けをする機会が増えてきましたが、どれぐらいの価格にするのが一番ベストなのかというのはかなり迷うところ。Appleのような会社であっても価格決定には非常に慎重で、自社製品の価格を決定する際に細心の注意を払い、そのためだけに専門の会社、つまり最適な価格を決定することが仕事という会社に依頼していたほどです。 今回は個人レベルでも今すぐ簡単にできる方法として、「The Art of Pricing」という書籍中で触れられている顧客心理に基づく8つの価格決定戦略を参考にしてみましょう。どれもこれも身に覚えのあるような価格決定方法ばかりなのですが、改めて整理してみることによって、自分の商品についてどういう戦略で値付けをすればいいかがわかりやすくなるはずです。 8つの価格戦略の詳細は以下から。 Prici
妻から言われたことをいくつかツイッター(URLはこちら)で紹介したのですが、 予想に反してかなりの反響がありました。 そんな「妻語録」を一度まとめてみました。 2010/06/03 07:44 かつてネトゲで数十人を率いていたという妻「相手が欲していることは何で、どうやったらモチベーションを高く持ってくれるかを必死に考え抜くの。そうしたら勝手にみんなが動いてくれる。それがマネジメントだよ。やってないから帰りが遅いんじゃないの?」…代わりに会社に行ってもらえませんか? 2010/06/04 07:46 (再掲)近所の豪邸の前で「ここの家主と僕との違いは何なんだあ!」と嘆いていたら、妻が「今まで背負って来たリスクの差じゃない?例えば受験勉強を頑張ると、落ちたら努力が無駄になるというリスクを背負うんだよね。遊んでいればリスクもないけど合格しない。そういうこと。」 2010/06/08 23:46
引き続いて武富士の話である。過払い問題の本質は、利息制限法で規定される金利以上に借り手が過去払っていた金利の返還である。武富士の全過払い債務は1-2兆円だという報道が出ていたが、この幅広いレンジに戸惑うものの、年間1000億弱のキャッシュアウトがここ数年続いている事からすれば、感覚的にはそんなものだと思う。武富士の2010年6末の利息返還引当金は2100億だから、概ね10-20%を引き当てている計算だ。仮に、全過払い債務を中心値の1.5兆円とすると、武富士の自己資本は1500億であり、2100億の引当を充当しても、単純な引き算では1.14兆という天文学的マイナスになる。もう少し精緻に計算するには税金の要素が必須だが、今後武富士が利益をじゃんじゃん上げられるとは思えないけれど、仮に40%の税効果が使えたら、6200億ちょっとの債務超過である。税前ベースに直すと1兆円ちょいだ。武富士が一旦利息
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「社員には知らしむべからず」の会社が多い現状 仕事で経営者に会うと、「うちの社員には経営者感覚がない」「会社の状況が分かっていない」というため息を聞くことが少なくない。そんな時、私は「社員の皆さんが経営情報に触れられる機会はどれくらいあるのですか」と質問を返す。 世の中にはまだまだ「社員は由(よ)らしむべし、知らしむべからず」という会社が多いと感じる。説明するまでもないかもしれないが、これは中国の論語にある孔子の言葉を引用したもので、もともとの意味は『大辞泉』(小学館)によると、「為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、その道理を人民に分からせる必要はない」というものだ。 「経営者感覚を持て」とは、社員一人ひとりも会社の経営を担う一員であ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く