ニコンのデジタル一眼レフ機の中で、ボディが最も小さくて軽く、価格が最も手ごろなカメラが今月新発売した「D40」だ。従来のエントリー機「D50」と同じく有効610万画素CCDを搭載しつつ、大幅な小型軽量化や機能の改良、操作性の一新、画質のブラッシュアップなどを図っている。 手にした第一印象は、とにかく小さくて軽いこと。キットレンズも若干軽量化し、新たに付属する「AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm f3.5-5.6G II」の重量は205グラム。これにカードやバッテリーを含めた撮影時の総重量は約732グラムしかない。レンズキットの撮影時重量で比べた場合、ライバルとなるキヤノン「EOS Kiss Digital X」、ペンタックス「K100D」や「*ist DL2」、オリンパス「E-500」よりもさらに軽い。今のところ国内未発売のオリンパス「E-400」が出るまでは、最