Apache HTTP Server 2.0 からは、APR (Apache Portable Runtime) というライブラリが Apache とは別に開発され、Apache HTTP Server は、その APR を土台として作られています。この APRは、OS間の差異を吸収するための関数や、プログラムを作成する上で便利な関数の集合体です。 APRはApache HTTP Serverにも同梱されていますが、別アーカイブとしても配布されており、それを入手して利用することもできます。 Apache HTTP Server 2.0系統の時には APR はまだバージョン1.0に達しておらず、2.0系統の最新版である 2.0.59 では 0.9.12 が同梱されていました。しかし、最新の安定板系列である2.2.3では1.2.7になっています。 APRには、基本的な関数群をまとめたAPR、付
Apache 2.0系のモジュールには本体に手を入れずに「モジュールのモジュール」によって機能を拡張できるものがあります。mod_log_configモジュールに独自フォーマットを追加する方法。 モジュールのモジュール Apache 2.0のモジュールは独自にフックポイントなどを追加することで、「モジュールのモジュール」を書くことができます。Apache本体をモジュールによって拡張するように、モジュール自体を別のモジュールによって拡張することができるわけです。今回はオプション関数によって独自のフォーマットを追加できるmod_log_configモジュールに焦点を当てて、その利用方法を見てみます。 mod_log_configの拡張方法 mod_log_configモジュールはLogFormatディレクティブで使用するフォーマットを追加するap_register_log_handler関数を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く