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2023年7月26日のブックマーク (3件)

  • あだち充『タッチ』を精読する。浅倉南はほんとうは何を考えていたのか。

    浅倉南の話をしたい。 もちろん、あだち充の傑作漫画『タッチ』のヒロインである「南ちゃん」のことである。 タッチ 完全復刻版(1) (少年サンデーコミックス) 作者:あだち充 小学館 Amazon 彼女が少年漫画史上に残る重要なキャラクターであることはあきらかだが、それにしてはその評価は個人個人で分かれる。 もちろん、だれからも愛される万人向けのヒロインなど存在しようもないわけだが、浅倉南の人気とうらはらの悪評は強く印象に残る。 なぜ、南はこれほどまでに嫌われるのか。ぼくにはそれはそもそも彼女が何を考え、何を思い行動していたか広く理解されていないからだと思えてならない。 当然、作中にはっきりと南の心理が書かれていない以上、すべては解釈の問題でしかなく、自分の考え方が「正しい」などと主張することはできない。 しかし、いままで浅倉南について、さらには『タッチ』という作品について伝統的になされてき

    あだち充『タッチ』を精読する。浅倉南はほんとうは何を考えていたのか。
  • 手塚系と梶原系 二大ヒロインの系譜

    タッチは「熱血」を破壊したか? あだち充トラウマ作家論 いきなりだが、あだち充は、いわゆる梶原的スポコン路線に終止符を打った、フニャけた80年代ラブコメ時代の頂点に位置する漫画家である、という評価が一般的となっている。例えば、夏目房之介先生は「消えた魔球」において「タッチの最終回、もういいよ、疲れるから、の一言で熱血を終わらせたわけです」と語っておられるわけです。 だがしかし、当にそうなのか? タッチが熱血を終わらせたのか? あだち充は当にふにゃけたラブコメ作家なのか? と考えると、それは、違ーう!! のであります。 あだち充こそは、フニャけて中身の無かった80年代漫画界において、もっとも巨大なトラウマを抱えた怨念の作家であり、いわば、80年代ホイチョイバブル文化の中に己を擬態させながら大輪の怨念の花を咲かせた「ラブコメの皮を被った梶原一騎」だと思われるのです。 筆者が、自らの「あだち

    ikihaji_kun
    ikihaji_kun 2023/07/26
    あだち勉物語を読んだらどういう感想になるだろう(無料部分しか読んでない)
  • 画像生成AIに“AIが作った画像”を学習させ続けると? “品質や多様性が悪化” 「モデル自食症」に

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 米ライス大学と米スタンフォード大学に所属する研究者らが発表した論文「Self-Consuming Generative Models Go MAD」は、AIが生成した画像(合成データ)を用いて別の生成モデルが学習し続けると、その精度にどのような影響がでるのかを検証した研究報告である。 結果は、AIモデルを合成データでトレーニングすると、画像が乱れるアーティファクトが徐々に増幅され、品質や視覚的多様性のいずれにおいても悪化する結果を示した。研究チームは、この状態を狂牛病になぞらえて「Model Autophagy Disorder」(モデル自

    画像生成AIに“AIが作った画像”を学習させ続けると? “品質や多様性が悪化” 「モデル自食症」に
    ikihaji_kun
    ikihaji_kun 2023/07/26
    今までもこれからも人力画像に依存したものなのに何故かそれに泥を塗ろうとする生成AI利用者が多いけど反抗期の子供みたい