化学品の危険性や有害性を示す世界共通マークを記した家庭用品が、週内にも店頭に登場する。 マークは国際連合が策定したもので、家庭用品に表示するのは世界で初めてという。化学品の有害性などは、国によって分類方法や表示が異なり、誤解を生じやすいとされていた。共通マークによって、日用品などを使う際の安全性が高まると期待される。 共通マークは、強い毒性があって飲み込むと生命に危険が及ぶこともある「どくろマーク」や、皮膚に刺激を与えることなどを示す「!」、人体にヒビが入ったイラストで、発がんの危険性や、吸い込むなどした場合にぜんそくを引き起こしたりすることなどを示すマークなど、9種類ある。