スタートアップは常に制約との戦いだ。そんなスタートアップにおけるマーケティングに抜群の知見を持つのが高梨大輔氏だ。 同氏はリジョブの元取締役副社長CMOを経て、現役でスタートアップの実務支援を手がける。「お金も時間もないスタートアップにとって、僕のようなマーケター経験者は医者でいうと、外科や皮膚科などの専門医ではなく、救命医のようなものです」と語る。 スタートアップが取り組むべきマーケティング施策から、採用すべきマーケターの条件、そしてマーケティング力に対する独自の見解まで、現役のスタートアップ支援者であり実務家として活動する高梨氏ならではの視点が明かされた。 支援先スタートアップ限定でゼミを主催する理由 高梨氏がゼミ長となり主催するゼミで使用されている実際の資料の一部 高梨氏が特に得意とする企業規模は、月間のマーケティング予算が100万円以下のスタートアップだ。この規模のスタートアップで