手ごろな価格で販売が伸びているフランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」のペットボトル入り商品が、来年から姿を消す可能性が出てきた。フランスの民間生産者団体「ボージョレワイン委員会」は、ボージョレ産ワインをガラス瓶の使用に限定する法案作成を働きかけるとしているためだ。 同委員会のグザビエ・バルベ共同会長は18日東京都内で会見し、ガラス瓶詰めであることを「ボージョレ産ワイン」を名乗れる条件とする方針を明らかにした。来年6月に法令を運営する政府系機関に申請し「受理される見通し」という。同委員会はペットボトルはイメージや品質維持で問題があると指摘している。同国の認証管理機関の審査を通れば、来年にもペットボトル産が流通しなくなることになる。 日本では11月18日解禁。ドン・キホーテが最安の1本(750ミリリットル)578円、西友は1本690円で売り出した。ドン・キホーテはペットボトル禁止の動き