というものだった。元記事では事例として「7割くらいの確率(でそうなるだろうという案件)」があげられており、この場合は「(70-50)×2=40(%)」なので、4割くらいの投資にとどめるべきだという話が進められていた。 単純ではあるがこの式、非常によく出来ている。例えば「丁半ばくち」という言葉がある。丁か半かを当てるもので、当たる確率は基本的に1/2(もちろんレートの違いもあるが)。この場合は「(50-50)×2=0」なので、投資対象にはならないことを意味する。要は「丁半ばくちのような投資はするな」ということだ。 確証度が8割あったとしても、残りの2割は外れる可能性がある。普通は「8割くらいの確からしさなら全力でもかまわないだろう」と思うだろうが、この「教え」では6割にとどめるべきだと戒めている。ましてや「6割の確証度」ならわずか2割。もちろん5割にも満たないのなら、投資対象ですらない。