中国・武漢にある武漢ウイルス研究所の建物(2020年5月27日撮影、資料写真)。(c)Hector RETAMAL / AFP 【7月16日 AFP】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は15日、中国に対し、新型コロナウイルスの起源に関する調査の第2段階ではより「協力的」な姿勢を示すよう求め、生データの提供を要請した。 【編集部おすすめ】武漢研究所員、19年秋に通院か 中国政府は報道一蹴 スイス・ジュネーブで記者会見したテドロス氏は、新型コロナウイルスが研究所から流出した可能性を排除しようとしたことは「時期尚早」だったと認めた。 また、WHOは新型コロナウイルスの起源について新たな調査を行う準備を進めていると説明し、「何が起こったのかを究明するため、より良い協力関係が築けると期待している」と述べた。 20