「.NET Core」と「Xamarin」の住み分け すでにお気付きかもしれないが、.NET Coreを利用するメリットのひとつ目は、用途的に「Xamarin」と被っている。.NET Coreを最初に発表した時点ではXamarinはまだMicrosoft傘下ではなかったため、シナリオが重複していても問題なかった。だがXamarin買収を経て、両者の方向性の違いは明確になった。 具体的には、異なるデバイス(プラットフォーム)への対応を前提としたアプリ開発の場合、開発手段としては「Xamarin」を用いる。開発した.NETアプリケーションを特定用途でより高速実行したい、あるいはASP.NETのようなサーバ側のアプリケーションとして高速実行に期待したい場合には「.NET Core」といった形に、「水平展開」と「高速実行」で両者を使い分ける形になる。 次の図を見ると分かりやすいが、UWPを除くWi