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2007年5月13日のブックマーク (11件)

  • 中古店、特に新古書店を正当化する論拠は何だろう? - 半可思惟

    知的財産である書籍やCDなどの中古品を転売しても良いのは、譲渡権が消尽することが条文により規定されているからです。原作品または複製物が譲渡された時点で、この譲渡権が消尽すると定めています*1。権利者が知的財産権を一度行使することによって、その物については目的を達成して権利が尽きたとされ、権利者がもう一度知的財産権を行使することはできません。とても荒っぽい言い換えをすると、一度お金を取ったら二重取り三重取りはできませんよ、というものです。 でも、この根拠となる理論がつきつめていくとよくわからないのではないか、という話が金曜日にゼミでありました。一応今のところ説明できるのは、問屋から店子へ卸されていくときに、いちいち許諾を取っていたのでは流通が阻害されてしまうということくらいなのです*2。でも、たとえば、レンタルCD屋さんは権利者側へ「貸与使用料」を支払っているのですが、同じ知的財産を扱う中古

    中古店、特に新古書店を正当化する論拠は何だろう? - 半可思惟
    inflorescencia
    inflorescencia 2007/05/13
    @myrmecoleon 取次が小売りに卸すのにも著作権料働かないか? > 「一応今のところ説明できるのは、問屋から店子へ卸されていくときに、いちいち許諾を取っていたのでは流通が阻害されてしまうということ」(2段落目)
  • 私的録音録画補償金狂想曲と他力本願 - 万来堂日記3rd(仮)

    著作物複製料の二重取り論は「ただの交渉道具」?−−文化審で論議:ITpro 若松氏をヒヤリングに招いた背景として、かねて議論となっている著作物複製料の「二重取り論」がある。これは、私的録音録画補償金の見直し問題の中で一部関係者から挙げられているもので、「元々レンタルは、借りた人が音源を複製することを前提にしており、レンタル料金に私的複製の対価も含まれていると考えるのが適当。私的録音録画補償金とレンタル料金を並立させると著作物複製料の二重取りになる」という考え方だ。 二重取り論については、若松氏は明確に否定する証言をした。「旧組合とJASRAC、RIAJ、芸団協との貸与使用料を巡る協議では、複製を前提とする話は一切なされなかった。3団体と締結している貸与許諾契約書も、貸与にまつわる使用料と報酬を支払う契約となっており、複製に係る記述は一切ない」とした。 ただし、その後の質疑応答では疑問の声が

    私的録音録画補償金狂想曲と他力本願 - 万来堂日記3rd(仮)
  • 団塊格差 - 雑記帳

    団塊世代、という言葉を聞くと、その名の通り団結した塊のような世代を想像してしまう。第二次大戦直後から数年間(1947年から50年頃)の第一次ベビーブームに生まれた世代のことを一般には団塊世代と呼ぶのだが*1、大半が高度成長期をサラリーマンとして過ごし、一億総中流とも呼ばれた彼らの世代は、当に同質的なクラスタなのだろうか。書は、マスメディアによって作られてしまった「団塊世代」像を解体した試み。 『下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)』で良い意味でも悪い意味でも注目された著者だけに、今回も単純なマーケティング論かと思われてしまう可能性は否めないし、番外編の「団塊世代人間図鑑」はマーケティング的には興味深いものの書で取り上げられている団塊格差という問題とは焦点がずれてしまうのではないかとの印象も受けたが、実際のところ米国でも年金について格差問題が深刻となってきており*2、日にお

    団塊格差 - 雑記帳
  • 「下流」という言葉 - 雑記帳

    肝心の『下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)』が部屋の書棚から見つからないので、今書いてしまうのもどうかと思うが、Spiegelさんが昨日のエントリについて言及して下さったので、ちょっとメモ。Spiegelさんの記事のなかで、下流という言葉について指摘している部分がある。 ……『下流社会』が与えたもっとも大きなインパクトは「下流」という階層意識を社会的に認知させたことにあるようだ。今の日は格差社会と言われるが,格差そのものは昔からある。しかし「一億総中流」といわれる中,「下流」であることは認めたくないタブーであったように思える。 それが『下流社会』の登場によって「下流」階層の存在を知り「下流でいいんだ」と開き直れる根拠を与えてしまったのかもしれない。もう「中流」に必死にしがみかなくてもいいのである。まさに「下流でも、みんなで流されれば怖くない」である。 この手のが流行ってるの

  • PC

    パソコンの断・捨・離 いいことずくめのアプリ断捨離、不要なサブスクや悪意あるアプリも排除 2024.03.15

    PC
    inflorescencia
    inflorescencia 2007/05/13
    「6年前に新品CD販売が低迷した際、JASRACに対し貸与使用料の減額交渉をしたことがあり、その根拠として私自身が二重取り論を執筆した。それが Webサイトに残ってしまっていて、外部の指摘を受けるまで気付かなかった」
  • WEBダ・ヴィンチ

    WEB Davinci Last update 20 Jun,2004. WuƂɂ͏cDɊ҂BvԊO WuguKN̍hɕqȕ|͂ǂꂾHvԊO eWB fڎ҂ɂ͒IŐ}v[gI ̃v`i{ 6/5UP cȐ̖{oł�Â錻݁A ̒{ɂ낢{ɏo̂͂ȂȂނB vĂǎ҂݂̂ȂɁA_EB`ҏW Acホテル東京銀座 東京都 Anaインターコンチネンタルホテル東京 東京都 Bulgari Hotel 東京都 The Aoyama Grand Hotel 東京都 THE GATE HOTEL 東京 by HULIC 東京都 ウェスティンホテル東京 東京都 キンプトン 新宿東京 東京都 グランドプリンスホテル新高輪 東京都 ザ・キタノホテル東京 東京都 ザ・キャピトルホテル東急 東京都 ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル 東京都 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホ

  • 「Twitter」の運営会社,ポッドキャスト・アグリゲーション「Odeo」を売却

    米SonicMountainは,米Obviousからポッドキャストのアグリゲーション・サイト「Odeo」を買収した。Odeoが米国時間5月8日に公式ブログで明らかにしたもの。Obviousは人気急上昇中のミニブログ「Twitter」の運営会社でもある(関連記事)。 Odeoは,ブログ・サービス「Blogger」(米Googleが買収)の創業者として知られるEvan Williams氏が2005年7月に立ち上げたサービスで,同氏はその後Obviousを設立し,投資家からOdeoとTwitterの資産を買い取った。 米Hitwiseの最近の調査によると,Odeoは競合サービスを5倍上回るトラフィックを獲得しているという。Odeoは,無償のオーディオ・コンテンツおよびポッドキャストのアグリゲーションに加え,ポッドキャストの視聴,ダウンロード,サブスクリプションが行えるほか,「iTunes」などと

    「Twitter」の運営会社,ポッドキャスト・アグリゲーション「Odeo」を売却
  • ヤフーを転落させた男 - 池田信夫 blog

    ヤフーとMSの合併話は不調に終わったようで、グーグルの独走態勢はしばらく続きそうだ。ヤフー失速の責任は、この6年間CEOとして同社をミスリードしてきたテリー・セメルにある、とEconomist誌はきびしく批判している。 ヤフーの創業者ジェリー・ヤンがタイム=ワーナーで名経営者として知られたセメルを引き抜いたのは、ITバブル崩壊後に経営を再建するには、ハリウッドのようなメディア企業になるべきだと考えたからだった。セメルは、その方向で映画会社などとの提携を進め、ハリウッド支社までつくったが、こうした路線は成果を上げなかった。彼が2002年にグーグルの買収を断ったのは、数十億ドルという価格が高すぎると考えたからだが、今のグーグルの時価総額は1450億ドルだ。 これに対してグーグルは、旧メディアとまったく違う情報流通のチャネルをつくった。そのコンテンツも、従来の映画や番組ではなく、「ユーザー生

    inflorescencia
    inflorescencia 2007/05/13
    「そこで当てにしているコンテンツは在来メディアのものであり、彼らは「知的財産権」という名の既得権を手放さないからだ。」
  • ITmedia News:MySpace、著作権保護ツール「Take Down Stay Down」導入へ

    米MySpaceは5月11日、著作権付きの動画が、削除後に繰り返しポストされることを防ぐ新ツール「Take Down Stay Down」を導入すると発表した。 このツールは、違法コンテンツを識別、削除し、再掲載を防ぐプロセスを支援する。著作権者から著作権を侵害する動画が掲載されているという通知を受けると、MySpaceは即座に動画を削除すると同時に、その動画のデジタル指紋を作成、著作権フィルターに追加する。その動画の再アップロードを試みると、フィルターがデジタル指紋を識別、アップロードをブロックする仕組みだ。 関連記事 [WSJ] ビデオ共有サイトのDailymotion、デジタル指紋技術で海賊版を阻止 仏DailymotionはAudible Magicの指紋認識技術を使い、ユーザーが海賊版ビデオを投稿できないようにする計画だ。 MySpace、著作権保護の動画フィルタを試験運用 My

    ITmedia News:MySpace、著作権保護ツール「Take Down Stay Down」導入へ
    inflorescencia
    inflorescencia 2007/05/13
    「このツールは、違法コンテンツを識別、削除し、再掲載を禁ずるプロセスを段階的に行う。」
  • 図書館と出版と著作権 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

    ネタ元: http://dora-hikarilibrary.air-nifty.com/diary/2007/05/post_dcff.html http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/05/post_1142.php ちょうど最近自分が考えてることに近い話がブログ界隈に出てたので、軽く言及。 DORAさんの方は自費出版図書館に置くことで、そうしたの存在が知られて、(著者の知人縁者などの)購買が起こったりするかも知れないから、図書館を宣伝媒体として使えるんじゃないか、という話。 森博嗣の方は、まあ、一般的な、古図書館についてもなんらかの形で著作権者にバックが入るべきだろ、みたいな話。 min2-flyとしてはDORAさんの意見に賛成で、かつさらに言えば「宣伝媒体としての図書館」は自費出版に限らず、一般の商業出版全体

    図書館と出版と著作権 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)
  • 森博嗣氏のよくあるタイプの新古書店批判。というか著作権があるからなんだというのか。 或いは むしろ燃やせ。 - 万来堂日記3rd(仮)

    MORI LOG ACADEMY: 中古品の著作権 人気作家、森博嗣氏が図書館や新古書店に異議を唱えている。 ただ、少々耳にタコというか、もう聞き飽きたというか、よくあるタイプの凡庸な批判だ。 正直、この森氏の日記も最初に読んだときは頭に血が上ったが、風呂に入ってから読み直してみると、なんということもない。 おそらく、あまり深く考えずに、なんとなく自らの印象を書いただけなんだろうな。 この問題については、以前にエントリを書いたことがある。 万来堂日記2nd - 新古書店が金を払えと言われる二つの理由と、俺が金を払いたくねえなあと思う二つの理由 森氏の日記から引用すると 中古販売自体は、僕はそれほど問題だとは考えていない。どんなものにも中古品市場はある。販売してはいけない、という道理はないだろう。それでも、「著作権」というものがあるわけで、たとえば、ただで譲ってもらったから、あるいは拾ったか

    森博嗣氏のよくあるタイプの新古書店批判。というか著作権があるからなんだというのか。 或いは むしろ燃やせ。 - 万来堂日記3rd(仮)