タグ

あとで記事を書くに関するinmymemoryのブックマーク (36)

  • 世界で一番小さな海。 - kananaka's blog

    物語はいつも、呆気ないほど微小なかすり傷から始まるものだ。けれど、それが当にただの<擦り傷>か、あるいは癒えかけた<古傷>の疼きか、それとも真皮に達する新たな<深手>であるか知るのには、少しの時間が必要である。少なくとも私の場合は、そうだった。幼いときから、今になるまでずっと変わらずに。今宵、ここにしたためるエピソードにおいても、それは同じ。深夜の緊急連絡を受けたとき、私は不謹慎にも「あら、終に…」と小さな笑い声すらあげたのだから。 そのとき私は、熊(ぱんだ)柄のダンボールが堆積する深山の奥で草臥れ果て*1、折しも発掘した一冊の句集を読み耽っていた。タイトルは『癌め』(江國 滋、角川書店 (1999/04) )。 作家であり評論家であり俳人でもあった江國は、検診で堂癌の告知を受け、癌センターへ入院。十時間余りの大手術、水一滴飲めぬ苦しさを越え、最期を迎えるまでの半年(187日)間に、

    世界で一番小さな海。 - kananaka's blog
    inmymemory
    inmymemory 2010/12/08
    終焉、静寂、そして決壊。かつて僕はブログのタイトルに「意味のない試練など、ない」と付けた。喪失と虚無感、それでも続く未来を信じながら。1つの死。1つの誕生。それらを繋ぐ小さな海。その海の深さに僕は溺れた
  • あぁ 結婚してよかったなぁと思った瞬間 - にくろぐ。

    引用元:既婚男性板「あぁ 結婚してよかったなぁと思った瞬間」 http://human5.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1095786060/ 1 名前:素敵な旦那様[]投稿日:04/09/22 02:01:00

    inmymemory
    inmymemory 2010/09/09
    もうすぐ2年になるけれど、いっぱいあるなあ。書こうと思えば幾らでもあるが、二人の間だけしか通じない楽しさなので、他人から見たらバカップルでしかないんだろうけど。とにかく最高に幸せであることは間違いない
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    引越し遍歴パートⅡ 2018年に「上京して10年で引越しを6回した」というブログを書いた。 月日は流れ、あれから6年…さらに2回の引越しをした。ホテル暮らしも含めると3回かもしれない。 前回の記事では主に神奈川〜千葉〜東京の引越し事情を書いた。関東の浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでいたに過…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
  • これは結婚観の話なのだろうか? - すべての夢のたび。

    昨日、というか20時間くらい前、@crow_henmiさんに結婚観について質問されまして、考えていることをほんの少しお話させていただきました。せっかくなので、いろいろ付け加えてまとめてみる。 あまりこの日記を知らない人への前提知識として、ぼくは既婚者ですが子どもはなし、そして別居して数年になります。平日は仕事をし、週末になるとほぼ毎回一人で同じような場所に出掛けて同じようなことをして帰ってくる、そういう気楽な生活をしています。 結婚する前は、「結婚は、するものだ」と思っていました。成人したらそれが当然だと。ほとんど何も考えていなかったです。好き合った相手であるべきだとも思っていましたが、自分に相手を選んでいる余裕がないことも解っていました。そこで、やってきたチャンスを逃すまいとして、ほとんど検討もせずに飛びついてしまったのです。 彼女のことは好ましいとは思いますが、それが恋愛感情に変化した

    これは結婚観の話なのだろうか? - すべての夢のたび。
  • 『世界はだんだんよくなっている』へのコメント

    ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

    『世界はだんだんよくなっている』へのコメント
  • 世界はだんだんよくなっている

    を脱出しようとか盛り上がってるし、どうしようもない閉塞感があるって、普通のブロガーからいわゆる知識人までそう言う。 そういうのを目にしたり耳にすると、そうなんだなぁって落ち込んだりする。未来がないように思える。 でもさ、今の世の中って最高だよ。この時代に生きていてよかった。 テクノロジーってゆっくりと、でも着実に進化するから、それに僕らは気づかない。 資主義社会はじわじわとその網の目を発達させてるからそれに気づかない。 ふと見渡せば、あらゆる自由が可能になっている。 かなり世の中はいい方向に進んでて、それを今の時代に生きている僕らは享受できる。 何十年か前まで個人で勝手に海外旅行するなんて無理だった。 それが今ではネットでそこの情報を簡単に調べられて、ひょいっと行けちゃう。 ガンジス川に行こうと思い立った次の週にはインドに行くことができる。 しかも航空費も安くなってるし、どこなら安

    世界はだんだんよくなっている
  • 疲れちゃった

    入籍直後、フリーライターだった旦那が激務でになって仕事を受けるのをストップしてから1年以上経つ。 私は会社員で固定収入があるので、体調が落ち着くまでは、と家賃や生活費を負担してるけど、普通の平社員の給料でふたりの生活をまかなうのは正直きつい。 わずかな貯金を切り崩して、毎月の収入と支出がトントン、下手すると支出がちょっとオーバーくらいなため、二人の貯金がゼロに近づいてきている。節約はしてるけど、それでも数ヶ月に1回、お互いの実家に帰省するときの交通費とか、身内が結婚するからお祝い金用意しなきゃ、とか、どうしても出さなきゃいけないことがやってきて、まとまったお金が出ていく。 旦那も復帰に向けて仕事をもらえないか周りに聞いてるみたいだけど、もともと社交的な人じゃなかったので体調を崩して仕事を請けなくなってから業界から疎遠になってしまい、仕事をもらうあてがないようだ。「不景気だから、いろいろ経

    疲れちゃった
    inmymemory
    inmymemory 2009/11/01
    最も大事なもの(=絶対に失いたくないもの)はなんだろうって自分に問い続けて、それを基準に考えるのは大事。自分ひとりで見つけにくいなら第三者に相談するときっと助けになる。拓かれた輝ける未来があらんことを
  • 死にたくない

    結婚することになった。 ひどい失恋をして仕事もうまくいかなくてもう一人で生きて死ねばいいと思っていたのに急に出会った相手と結婚することになった。 お互いの親に挨拶が済んでこれから住まいを一緒にして入籍や挙式の準備を進めている。 借金があった。 学歴はなかった。 借金は整理しつつあるが仕事は日々の暮らしはなんとかなっているという程度でたっぷり貯金があるわけでもないし人との付き合いが苦手で職場で出世もできるかわからないし一生楽にしてやれる約束なんてそうしたい気持ちはあるがたぶんできない。 でもそれでもいいのだという。子供もいつか持てればいいけれども二人で一緒に生きることが出来ればどちらでもいいと言ってくれる。 病気をしたり疲れすぎて倒れていると泣くほど心配をしてくれる。 親や兄弟にも否定され友人もいなく仕事で強く求められるわけでもない自分の事を。 こいつは頭がおかしいんじゃないか、なにか裏があ

    死にたくない
  • 認証がかかっています

    inmymemory
    inmymemory 2009/03/06
    "徒労の堆積。それでも一縷の希望を捨てられないからこそ、「つながりたい」という幼稚な夢想を未だ振り切れないからこそ、今夜もこうしてエントリを書き、「投稿」のボタンをクリックする"
  • 認証がかかっています

    inmymemory
    inmymemory 2009/03/04
    恋愛心理小説といえばフランス文学だろう。『アドルフ』や『赤と黒』や『失われた時を求めて』や『選ばれた女』など枚挙に暇がない←近々まとめ記事書いてみよう
  • 本屋が変わったなぁと思った: 極東ブログ

    先日九段下あたりを歩いていたら歩道に警官が集まっていて通れませんと言われた。困惑した。なんだろと思っているのは私ばかりではなく、なんとなく、なんだなんだの小さな人集りができている。私も気になって、そこいらにいる人の立ち話をそれとなく聞いていたのだが、爆弾だとか靖国神社とかそんなキーワードがあり、要するに私には関係ないな、桑原桑原と思って回り道したのだが、そういえばと神田の古屋街に回ってみた。自分がいままでまるで関心をもったことのない領域のある種のをちょっと調べてみたいと思っていたのだった。 神田の古屋街を歩くのは別段久しぶりでもないのだが、意外と神田で屋の中に入るということはなくなったなと思った。もちろん、私も好きにありがちな行動だが歩道に並んでいる古書店の店頭ののツラなどはよく見るし、のらくろの昔のとかめっけて買うかなとか立ち止まって考えることもある。学生時代も沖縄出奔前も

  • 音楽、その精神性と肉体性 - 両世界日誌

    このところ音楽についてあまり書かなくなった。書かなくなったというより書けなくなったといったほうがいい。CDを聴くのをやめたわけではないが、感想文作成欲を刺激するようなものになかなか出会わなくなっている。フェラーラ・アンサンブルとかマーラ・プニカとか、おもしろいものはいろいろあるんですがね。 さて、巷のCDショップでよく見かけるものに、「子供といっしょに聴くクラシック」というような題のCDがある。情操教育の一環としてわるくないと思うし、こういった企画にケチをつけるつもりは毛頭ないけれども、しかし子供というのはなかなか親の思いどおりにはならないもので、親がすすめる古典的名曲をすなおに喜んで聴く子供はほとんどいないみたいだ。 では子供が喜ぶ音楽はどういったものか。私の経験によると、テンポの早いロック、それも歪んだ音でドタバタやるハードなものが子供にはいちばん喜ばれる。ジャズ系4ビートやファンク系

    音楽、その精神性と肉体性 - 両世界日誌
    inmymemory
    inmymemory 2008/10/28
    身体性と音楽の蜜月はかねてから書こうとして延び延びになっている。歌謡曲に見出したという考察は同意。バレエやモダンダンス、歌劇についてもあれこれ思い浮かぶ
  • 2008-09-08

    月曜日から俺に書類の整理とかさせるなんて……。 異常に疲れたよ。 前作『ビギンズ』は観てないけど、ここまで評判がよければ観に行くしかないでしょってことで、観てきた。 傑作。 監督にアメコミ愛があまり感じられないけれど(単なる印象です)、真面目にしっかりと考えて、一生懸命頑張って作ったら不思議な作用が働いて傑作になった、という感じ。 地味に派手な話を撮っているというか派手に地味なヒーローが活躍しているといおうか。 その独特の雰囲気でよく練られているお話を見せられていると、時間が経つのがあっという間だった。 このままフランク・ミラー『ダークナイト・リターンズ』を読むと楽しいかも。 外出中に手持ちのを読み終えてしまったとき(嗚呼〜なんで1冊しか持ってこなかったんだ)、夜遅くバスで帰宅のとき(電車の中でなら読めるけど、さすがにバスの中では無理)、そんなときはこんなことを考えて時間をつぶしている。

    2008-09-08
  • FETISH STATION - 安部公房 『他人の顔』

    inmymemory
    inmymemory 2008/08/28
    妄想の話、いつか書いてみることにした。今邑彩「穴二つ」、渡辺浩弐 「別れる方法」との比較については記事に書く
  • 離婚して1年して思うこと

    25で結婚して、28でマンションを買い、30で別れた。 原因は物理的なすれ違いの末のセックスレス、よくあることだ。 1ヶ月が3ヶ月になり、3ヶ月が半年になり、半年が1年になり。 一度レスになるとキスもしなくなる、カラダに触れられなくなって、手もつなげなくなる。 何となくいけないんじゃないかと思いながらも、人間的には好きだし、忙しさを理由にして放っておいた。 スキンシップがなくなると、必然的に会話も減り、相手の考えていることがわからなくなった。 そうして3年くらいかけて、ゆっくりとゆっくりと他人に戻っていった。 そもそも子供が欲しくて、そのための経済的な基盤を整えるための期間に、皮肉にもレスになってしまった。 最後は同じ部屋にいる時の張り詰めた空気が苦痛になり、別居した。 相手がどんな金持ちだろうが、貧乏だろうが、美人だろうがブサメンだろうが、 誰と結婚しても意識を変えなかったらきっと同じだ

    離婚して1年して思うこと
  • 二股をされた側のおはなし

    http://anond.hatelabo.jp/20080419003357 あんまりにもシチュエーションがそっくりなので笑ってしまった。 ただし、わたしは二股をされた側。 彼とは1年ほど前、北関東の支社から転勤してきたばかりの頃に飲み会で知り合った。 ひどく酔っていたのか、挨拶をかわしてすぐに隣に座ったわたしの手の甲を無邪気な顔をしながらそっとなで、手を握りしめてきた。正直その積極的すぎ&唐突なボディタッチには驚かされたのだけど、彼の見た目がかなり好みだった上に物静かなものごしが気に入ったので、そのまま飲み会が終わるまでずっとテーブルの下でいちゃいちゃと手を握り合ったり、ひざに触れたりし合った。飲み会が終わった後はみんなが見ている前で手をつないで、「あ、お前らなんで手ぇつないでんの!?」などとはやし立てられながら駅まで帰った。 翌週、「二人きりで飲みに行かない?」というお誘いがあった。

    二股をされた側のおはなし
  • 浮気 その後(の続き)

    意外と反響があってブクマがついたのでびっくりしました。世の中のみなさんも、こんなに浮気したりされたりしてるのか。自分の悩みがありふれた青春の1ページだということを知って、あー2人とも大した男でもないのに(だって私が大した女じゃないから)、私は今日もくだらないことで悩んでるなあーと思って、ちょっとすっきりしました。 その後の経過について、あまり面白くないのだけど、報告のみ。 ▼基方針としては、「彼氏と別れて会社同期となんとかなってしまおう」ということにkettei。会社同期のことは正直あまり知らないし、私が彼氏と別れたからといって付き合いが続くかどうかは分からないけれども、そういうことを今気にしても仕方がないので、気にしないことにする。とにかく、私は彼氏のことはもう好きじゃない。魔法はもう、解けてしまった。するかどうかも分からない「結婚」のためにだらだらと付き合うのは、しんどい。それならば

    浮気 その後(の続き)
  • 読書好きならはじめてみよう。読書ノートのすすめ

    先日、ついに1年越しで「読書ノート」なるものの1ページ目が完成した。読書ノートとは何か?これはもう語るよりも、実際に見てもらった方がわかりやすい。http://file.qqqqqq.blog.shinobi.jp/booknote.jpg要は「購買日付:題名:著者:出版社:価格:購買場所:ジャンル」を記したノートである。まず目に付くのはオレの字の汚さ。どうやらペン書のも買った方がよさそうだ。このノートを作るきっかけになったのは、一番最初に記帳されている「大学生の論文執筆法/石原千秋著(ちくま新書)」という。もともと読書好きで、ジャンルにこだわらずエッセイ・小説・新書etcと雑する人間だったのだけど、試しに読書ノートをつけるようになってからは新書を読んでばっかり。とはいえ、1年かかって1ページとは怠慢だ。あくまで「暇つぶしとしての読書」だとしても少なすぎる。ちなみに石原氏は文庫購入に

  • 人気な増田談義 - finalventの日記

    ⇒新卒で入社して一年 大手電機メーカーのSEとして就職して一年。 うちの職場は、なんというか、生ぬるい。 ⇒はてなブックマーク - 新卒で入社して一年 私もぶくま程度に簡単にコメントしとこうかな。 生活待遇で恵まれた環境だったら5年くらいやってみるといいと思う。社会を学ぶ期間として。 その終わりのころ、当にきっついことが起きることが多い。恋愛結婚・出産・親の面倒など。 あと、増田社会人一年生が懸念しているスキル向上はないかもしれないは、案外徐々に精神をむしばんでいく。これは人間の個性化なんで、そうならない人もいる。なるときはものすごい不幸や不運の形をとって、いったん死ぬしかないかというふうに、個性化が死の相貌して立ちふさがるよ。でも、振り返るとそこから自分の人生が始まる。 もう一つ、5年すると、それ以前かもしれないけど、人の上に立つようになる。人の上に立つとき、これは個性にもよるかもし

    人気な増田談義 - finalventの日記
    inmymemory
    inmymemory 2008/03/29
    ここに書かれていることがどういうことかをすっかり理解できた自分を悲しく思う。いつかこのテーマで小説書くと思う
  • 『「泣かないで・もうおやすみ。」』

    ニューハーフあんどうの「超・乙女改革」 ♂から♀へ。全てを超えた「超・乙女あんどう蒼」。パーフェクトジオング並みの「超・乙女」。女らしいだけが女じゃない!乙女を超越した「超・乙女」。 「泣かないで・もうおやすみ。」 三年付き合い、結婚の約束までしていた同い年の彼に前触れなく捨てられたのは二年前。二十七歳の、桜がそろそろ咲きはじめる春だった。 その日もいつものように彼の部屋でゴロゴロしていた私が、桜前線がどうなどというニュース番組を見ながら言った、 「今年も駅前の公園の桜を見に行こう」 という何気ない一言が引き金だった。 いや、彼の中ではそれよりずっと前から私とのことは終わっていたのだ。何せその時にはすでに、短大を卒業したばかりのピチピチした女の子との結婚まで考えていたのだから。後は言い出すタイミングだけだったのだろう。 あれ? 私の言葉に返事をしない彼を怪訝に思い、振り返ると。彼は唇をぎゅ

    『「泣かないで・もうおやすみ。」』
    inmymemory
    inmymemory 2008/03/29
    今年読んだ創作では出色。素晴らしい。今後も創作を続けて欲しい。