毎年星の数ほど生み出される映画の評価方法は、大きな映画賞を取ったもの、興行的に成功したものなどさまざま。その中でも「観た人の心に残る」というのは、製作側にとって最高にうれしい評価なのではないだろうか。こうした人々の心に残った作品を、日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合(CDVJ)が調査した「心に残るマイベストムービー」の結果が発表されたのだ。 この調査は、昨年12月1〜31日に同組合に加盟する「TSUTAYA」や「ゲオ」などのレンタル店店頭のほかパソコン、携帯電話、ハガキで投票を受け付け、「外国映画」「日本映画」「TVドラマ」「劇場アニメ」「TVアニメ」の5部門で各1作品を選んでもらったもの。、投票総数は6万4333人(男性59.2%、女性36.6%)で、NHKが1980年代に行った映画アンケートに次ぐ大規模なものとなったのだとか。年齢の分布は20代が30.3%と最多で、10代以